“黒挫党の槍捌き!!の巻”

 

 第89回もオリジナルストーリー・・・  蛾蛇虫戦前の修行旅を妄想しており鱒。

「いつまでやるんだ?」 って言われそうですが、私の中では『キン肉マン』より『闘将!!拉麺男』がまだ熱いんです。 学生時代の落書きネタが終わっ鱈終え鱒。

 気長に「こんな展開も考えられるんだろうなぁ~」ってことで見てやってくだ犀・・・ 真面目に取っちゃ嫌~よ!

 

美来斗利偉・拉麺男

 

 拉麺男は数々の山賊を退治し、次の目的地に向かおうとしていた・・・

山道で拉麺男をつけてくる男がいることに気付く。

 

土天老師 (どてんろうし)

細胞愚考案?

 

 少森寺の師範。 低林寺の地天老師と親友。

大林寺を封印する念を送っている地天老師と協力して、大林寺別動隊の動きを調査している。

 

 頭の帽子は、う●こではないよ・・・

 

 男は、少森寺の土天老師だった。

「お主は闘龍極意書新伝承者、拉麺男ではないか? 噂に聞いておるよ。」

 「いかにも、美来斗利偉・拉麺男とはこのお方だ~!!」

「よせ、シューマイ!! 失礼だぞ!」

 土天老師は、拉麺男に大林寺の話を教えてくれた・・・

超人拳法の妖術が得意な者が念を送って大林寺を封印し、表立っては行動できないようにしてはいるが、たまたま大林寺には居なかった者が数名いて、別動隊として動いていること・・・

 この時代にそぐわない破天荒な武器を大量に持っており、その武器で山賊連中を配下にしつつあること・・・

 大林寺の他に本拠地となる別の寺が存在し、土天老師は、その本拠地を探していること・・・

 この地域に妖術のかかったトンネルが存在し、そのトンネルの奥が怪しいこと・・・

「その場所に案内してください!」

 「案内しよう。 だが、見張りがおるのだ! 危険だぞ!?」

拉麺男は土天老師と共に怪しいトンネルの所に向かった。

 

  

双子観音 (ふたごかんのん)

FC『闘将!!拉麵男 炸裂一〇二芸』に登場

 

 トンネルの入り口の岩に彫られた巨大な2体の観音像。

妖術によって、巨大な岩でトンネル入り口が塞がれている。

 観音像の腕に何かをハメると岩が動く仕組みのようだ。

丁寧に看板に書かれてある。

 

 ゲームでは、この双子観音の奥に歌栄村と言う村がありました。

 

 トンネルが見える位置に来て身を隠す一行。

「ワシは、このトンネルから大林寺の息のかかったであろう山賊共が出てくるのを見たんじゃ!」

 「このトンネルを使わずに山越えは出来ないのですか?」

「それはワシも試みた・・・ 妖術じゃ・・・ 遠回りしてみても目的の場所には到着出来んかった・・・」

 「ココを通るしかないみたいだね・・・ あれ? 看板があるよ!!」

身を乗り出したシューマイは、コケてしまった。

 「何者だ!!」

 「いかん!!」

拉麺男達は見張りの者に見つかってしまう。

 「奴らは香鬼配下の部隊じゃ!!」

奇妙な槍を持った部隊が拉麺男達を取り囲んだ。

 

黒挫党・冷酷 (くろざとう・レイコク)

賓槍(ひんやり) 細胞愚考案

 

 双子観音洞の警備をする黒挫党の頭。

賓槍と言う妖術を使える槍を愛用する。

 勿論、相手を凍らせてしまう。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“ひんやり”の洒落のつもり・・・

 洒落を解説するのもなんだかなぁ・・・

雪の結晶の様な槍のつもり・・・

 

黒挫党・微笑 (くろざとう・ビショウ)

細胞愚考案

弐槍(ニヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

弐槍と言う短めの槍を二本使う二刀流ならぬ、二槍流。

 不気味な笑いを浮かべながら槍を振り回す。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“にやり”の洒落のつもり・・・

 刀の様な片刃の槍は菊池槍と言うようです。

 

黒挫党・強引 (くろざとう・ゴウイン)

六利槍(ムリヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

六利槍と言う6本の穂の付いた槍を愛用する。

 不気味な笑いを浮かべながら槍を振り回す。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“無理矢理”の洒落のつもり・・・

 直線的な両刃の穂の槍は、直槍(すぐやり)や素槍(すやり)と言うそうです。

 

黒挫党・茫然 (くろざとう・ボウゼン)

盆槍(ボンヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

盆槍と言う盾の付いた槍を愛用する。

 ぼんやりしてても刺されない。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“ぼんやり”の洒落のつもり・・・

 お盆じゃなくて円輪剣の方が良かった鴨・・・

 

黒挫党・存在 (くろざとう・ゾンザイ)

投下槍(ナゲヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

投下槍と言う槍を投げて振り回す。

 肩が強い。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“投げ遣り”の洒落のつもり・・・

 十文字槍にしようか迷ったんですが、原作(自分の落書き)を尊重・・・

 

黒挫党・流行 (くろざとう・リュウコウ)

刃槍(ハヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

刃槍と言う大身槍の化け物を愛用するが、「槍なのか?」と常図ね言われている。

 刃には毒が塗ってあり、触れると流行り目になってしまう。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“流行り”の洒落のつもり・・・

 持つのが難しそう・・・

 

黒挫党・魔障 (くろざとう・マショウ)

横槍(ヨコヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

横槍と言う珍しい槍を愛用するが、「槍なのか?」と常図ね言われている。

 他人の戦いに乱入することが生き甲斐。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“よこやり”の洒落のつもり・・・

 どっちが縦か横か分からないように、カタカナの“ヨ”の形にしてあり鱒・・・

 

黒挫党・温情 (くろざとう・オンジョウ)

重威槍(オモイヤリ) 細胞愚考案

 

 黒挫党の一員。

重威槍と言うとても重い槍を愛用する。

 戦斧の様に扱う。

 

 香鬼からインスパイヤー・・・

槍の名は、“思い遣り”の洒落のつもり・・・

 笹穂槍と言う平たい槍が存在するようですが、この槍はハート型・・・

 
黒挫党 (くろざとう)
 
 拉麺男は咄嗟に闘龍極意書を金属のヌンチャクにして戦う・・・
8人の槍攻撃をかわし、見事勝利する・・・
 見張りの黒挫党を倒したものの、やはり双子観音洞は通ることが出来なかった。
看板に書いてある文字を読むと、尾鞭党が鍵を管理していると書いてあった・・・
 
おしまい・・・
 
 
 
 やっぱり、ナゲヤリ・・・ 練られてません・・・
’88のイラストグランプリには、武器部門が無かったので、送っていません。
 ハガキもったいないし・・・
 
 
 この記事は、2023年1月8日頃にアップしたものです・・・