“死門拳の死闘!!の巻” その3

 

 第96.5回は、前回の続きの妄想ストーリー・・・

ハッキリ言ってどうでも良いストーリー&デザインです。

 ジャッキー・李が出るの楢、と描いた記憶が蟻鱒が、当然イラストグランプリには送っていません・・・

 

美来斗利偉・拉麺男

 

 第三の門の前で死門五指匠と1対5で戦う拉麺男。 

さすがにいくら拉麺男でも5人同時では防戦一方で、橋から転落しそうになる。

 

死門五指匠

 

 拉麺男の苦戦が続く中、橋に5人の拳士が現れた。

第1の門で囲碁十八棋士の9人を倒してここまで来たのだ・・・ さすが、“中国十指”を自称する5人だ。

 死門拳の丹龍は、おもむろに岩に手を突っ込んだ。

「さぁ、死門拳名物、“五指匠決戦”だ!!」

 丹龍の掛け声と共に仕掛けが動き出し、1本だった橋が5本に分かれ、まるで掌の様に広がった。 死門拳名物、“恐怖の橋”である。

 

恐怖の橋

 

 

 分かれた橋に1人1人乗り込み、死門五指匠を挑発する。

死門拳では、この“恐怖の橋”で最高峰である“死門五指匠”を決める慣わしがある。

 丹龍は、死門拳最強の拳士であり、元死門五指匠の1人であったが、対外試合をする為、死門五指匠から抜けていた。 もし敗れても死門拳の名誉を汚さない為の配慮である。

 拉麺男と戦っていた死門五指匠は、“恐怖の橋”が現れると本能からか、橋の方に向かって行った。

 「拉麺男、進むのだ!!」

丹龍の声に後押しされ、フリーになった拉麺男は第三の門をくぐる。

 “恐怖の橋”を背にドンドン進む拉麺男。

第四の門らしき物が見える。

 「これは、洞窟!?」

第四の門は、天然の洞窟を利用したトンネルだった。

 拉麺男が洞窟に入ろうとすると、岩が動き出した!

 

真田鬼鬼鑼悪 (サナダキラー)

細胞愚考案?

 

 拉麺男鬼鬼鑼悪のプロトタイプ。

拉麺男鬼鬼鑼悪の様に拉麺男の技をコピーしている訳ではない。

 何故か、術の効力がキレてくるとドンドン小さくなってしまう難点がある。

 

 丸、三角、四角。 ダンボーじゃなくてターボマンからインスパイヤー・・・

何故、ゆで氏は丸い目が好きなのか研究していた頃に描いたモノ・・・

 ポルターガイストや初期の魔雲天も目が丸いっすよね。 目が丸いと怖いイメージがあるのかなぁ~って思って、元ネタを探していたのですが思い浮かばず・・・

 

 巨大な岩石の怪物と戦う拉麺男。

計り知れないパワーに苦戦する拉麺男の元に、洞窟から囲碁十八棋士の残りの9人が現れる。

 

囲碁十八棋士

 

 巨大な岩石の怪物の誤爆を誘う拉麺男。

拉麺男の超人拳法一〇二芸が炸裂し、次々に囲碁十八棋士を倒していく。

 一方、その頃、“恐怖の橋”では、丹龍が操られていた死門五指匠のトリックを解明する。

 「覆面だ!! 覆面を脱がせるのだ!!」

丹龍は偶々マスクを強引に脱がせることに成功、中指(ジョンジュウ)の耳から蛭らしき生き物をみつける。

 「耳の穴に入っている虫みたいなヤツを取るんだ!!」

確かに、マスクをはずし、耳から虫を取ると死門五指匠は正気に戻った・・・

 

錐反歩 (キリ・タン・ポー)

細胞愚考案

 

 死門拳の最高峰、“死門五指匠”の人。

囲碁十八棋士達によって操られていたが、青龍拳・竜王によって正気に戻される。

 

 『燃えよデブゴン』シリーズのサモハン・キンポーからインスパイヤー・・・

似てないけど・・・

茶珈琲 (チャーコーヒー)

細胞愚考案

 

 死門拳の最高峰、“死門五指匠”の人。

囲碁十八棋士達によって操られていたが、酔八拳・酔夢によって正気に戻される。

 

 リュー・チャーフィーからインスパイヤー・・・

似てないけど・・・

 

干瓢 (カンピョウ)

細胞愚考案

 

 死門拳の最高峰、“死門五指匠”の人。

囲碁十八棋士達によって操られていたが、死門拳・丹龍によって正気に戻される。

 

 ユンピョウからインスパイヤー・・・

似てないけど・・・

 

智地味偉 (チ・ジミー)

細胞愚考案

 

 死門拳の最高峰、“死門五指匠”の人。

囲碁十八棋士達によって操られていたが、石天老師によって正気に戻される。

 

 ジミー・ウォングからインスパイヤー・・・

似てないけど・・・

 

焼鳥威 (ヤキト・リー)

細胞愚考案

 

 死門拳の最高峰、“死門五指匠”の人。

囲碁十八棋士達によって操られていたが、哨戒拳・仕手呉によって正気に戻される。

 

 ジェット・リーことリー・リンチェイからインスパイヤー・・・

似てないけど・・・

 

死門五指匠

 

 死門五指匠達の耳に入っていたのは蛭ではなかった・・・

“規制虫”と呼ばれる妖術で生み出された寄生虫だった。

 

規制虫 (キセイチュウ)

細胞愚考案?

 

 妖術によって、生み出された生物。

寄生虫の様に宿主に潜り込み、宿主の行動を規制し、術師の思う通りに操ることが出来る。

 

 上から順に・・・ 長いモノでは10m以上になるサナダムシ、体長6~40cmの回虫、体長0.8~1.3cmの蟯虫をモデルにしました・・・

 

 同じ頃、第四の門の前の拉麺男も、真田鬼鬼鑼悪に尻尾があるのが気になっていた・・・

 

続く・・・

 

 

 

 なんとも言えないシリーズになってしまったっす・・・

当初、「死門五指匠”は、“五体散歩術”の素体。」って設定も落書きノートには書かれていました。 まぁ、いろんなアイディアがあっても良いってことで・・・
 もし、その設定でいくとし鱈、“明鏡止水銀”に魂を移したってことで・・・
 

“五体散歩術”

 
 
 この記事は、2023年4月20日頃にアップしたものです・・・