“猫蔘を回収せよ！！の巻”
第８４回は、また山賊シリーズ。 蛾蛇虫戦前の修行旅を妄想しており鱒・・・
当時の適当さが分かるデザインです。
今回はオリジナル性が全くないっす・・・ いや、オリジナル性が無いように描いて鱒・・・
美来斗利偉・拉麺男
“中国四十八ケ所巡”の旅を続ける拉麺男。
長江と山々が望める寺、大森寺を訪れていた・・・
河天老師 （がてんろうし）
細胞愚考案
長江の付近にある大森寺の師範代。
こう見えても強い・・・ しかし、山賊に悩まされ、闘龍極意書新伝承者の訪問を待ちわびていた。
『キン肉マン』に出てきたキャラの顔を流用しました。 さて、誰の顔で豹？
直ぐ答えられた人は、“キン肉マン検定”上級者！？
正解は・・・・・ インゲン長老の変装した農民でした。
近年、山賊の仕業で村が飢餓状態にあることを聞く。
村には畑があるが、黒い土のまま・・・ 雑草すら生えていない。 農作物は全く育たず、雑草すら生えないので家畜も育たない。 村人は辛うじて数少ない川魚を食べて飢えをしのいでいた。
原因は山賊が育てる植物のせいだった。
猫蔘 （ネコジン）
細胞愚考案
山の生命力を根刮ぎ奪って成長すると言う“薬用人蔘”の妖術による品種改良版。
“根刮ぎ薬用人蔘”を略して“猫蔘”となった。 実際、猫の姿に見え、周囲１０ｋｍの大地には植物が育たない。
禿山にポツンと生育していることが多い。
超人エネルギーの源として栽培している山賊がいると言う。
オタネニンジン・・・ 元々は単に“人蔘”と呼ばれ、江戸時代初期に“御種人蔘”として日本でも栽培されたらしいです。 その後、今の赤い人参も外来し、“セリニンジン”と呼ばれ、そちらがポピュラーになると、単に“人参”と呼ばれるようになったそうです。
本来、“人蔘”と呼ばれていたオタネニンジンを“朝鮮人蔘”と呼ぶようになったようですが、戦後某国からのクレームで“薬用人蔘”に変えたらしいですが、今度は薬事法に引っ掛かり“高麗人蔘”に呼び名を変えたそうです。 面倒臭・・・
河天老師から巡礼札をもらう条件に山賊退治を依頼されるかと思ったら、あっさり札を渡された。
河天老師の言うことには、札を持つ老師の中に裏切者がおり、山賊になってしまった者がいると言う。 その山賊を倒さなければ“中国四十八ケ所巡”の札は全て集まらないと教えてくれた。
拉麺男は、依頼されずとも山賊退治を決心する。
困弊党
困弊 （コンペイ）
細胞愚考案
人民を困らせて疲弊させる山賊の頭。
「チャ～ラ～ン！！」と叫んで、金平糖を思わせるグローブでパンチしてくる・・・
猫蔘を栽培して大林寺に貢ぐ、農業（？）を営む風変わりな山賊でもある。
金平糖は、ポルトガルの糖菓の意味の“コンフェイト”を語源とする和菓子のことらしいです。
困弊党
唄円 （ウタマル）
細胞愚考案
困弊党のエース、兼参謀。
非力な方だが、頭が良く、武器を上手く使う。
今となっては故人を悪役にするのは忍びないっす・・・ でも、やっちゃう・・・
冥福をお祈りいたし鱒。
困弊党
固有座 （コユウザ）
細胞愚考案
困弊党の一員。
いい加減な性格だが、自己肯定感が半端ない。
どれが誰をモチーフにしているかは、お伝えしません・・・
困弊党
超侍 （チョウジ）
細胞愚考案
困弊党の一員。
肉体派。 鉄球を投げたり蹴ったりして攻撃する。
当時のは似顔絵とは言えなかったっす・・・
『笑点』のオープニングの似顔絵をトレースしてしまいました。 スミマセン・・・
困弊党
菊像 （キクゾウ）
細胞愚考案
困弊党の一員。
馬鹿なフリをするが、超頭脳派。
何故か拉麺男を熟知している。
拉麺党でも良かった鴨？
困弊党
烙他牢 （ラクタロウ）
細胞愚考案
困弊党の一員。
腹黒く、唄円をライバル視している。
このキャラを描いた頃に亡くなってしまうとは、ビックリしました・・・
冥福をお祈りいたし鱒。
困弊党
真松 （シンショウ）
細胞愚考案
困弊党の座布団運び。
手を挙げて横断してくる。
この頃は山田さんじゃなかったっす・・・
困弊党
苑絡 （エンラク）
細胞愚考案
元“中国四十八ケ所巡”の札を授かる昇天老師。
超人拳法を裏切り、玉王らの大林寺乗っ取りに加担する。 しかし、玉王らに見捨てられ逃走し、山賊の一味となる・・・
拳法の腕前は有るので、他のメンバーを仕切って影のボスになっている。
今となっては故人を悪役にするのは忍びないっす・・・
冥福をお祈りいたし鱒。
困弊党
拉麺男は、あっさり困弊党を倒し、村人を苦しめている猫蔘を回収するのだった・・・
続く・・・
次回、８４.５回は・・・ 同じ山賊シリーズの有兵党（アルヘイトウ）です。
って言うか、しばらく賊シリーズです。 覚悟してくだ犀・・・
この記事は、２０２２年１０月１６日頃にアップしたものです・・・