“対決、中国殺技団!!の巻”

 

 今回、第63.5回は、前回の続き・・・ すなわち妄想ストーリーです。

当時、本編にアニメオリジナルの麻婆一座、特にタケノコを使ってもらうために考えたストーリーです。 まぁ、今更なんですけどね・・・

 では続きを・・・

 

もう拉麵男は描かなくて良いで豹?

美来斗利偉・拉麺男

 

 拉麺男は、旅の途中偶然にも麻婆一座の2台の馬車と遭遇する。(アニメでのやりとりをここでやっても良い鴨。) 拉娘がいる旅芸人の集団だ。

喜ぶシューマイ。 拉麺男も心の中で妹の再会に喜んでいた。

 一行は喜双(キソウ)と言う都で定期公演をする予定だという・・・

 

麻婆

 

 大道芸集団・回鍋肉一座を亡き父から引き継ぎ、麻婆一座として一新し、馬車2台で街から街を旅して廻っている。

 父、回鍋肉の意志を継いで拉娘、タケノコら孤児を引き取って、大道芸人に育てた。

 面倒見の良い女将さん、女座長。

 

 

拉娘

 

 拉麺男の妹。 宮大工のお爺さんを経て麻婆一座に引き取られる。

麻婆一座の花形になるまで成長する。

 

タケノコ

 

 蛮暴狼ことザーサイの妹。 孤児だったが回鍋肉一座に引き取られる。

玉乗り、ナイフ投げの達人となり麻婆一座の顔となる。

 

 ところが、喜双の都に着いてみると、いつもの場所にすでに雑技団の巨大なテントが設置されていた。 ビックリする麻婆一座の面々。

 明らかに麻婆一座のテントの数十倍の大きさ。 サーカス級の巨大テントだ。

近くにいた住人が麻婆に向かって言う。

 「今年もそろそろ麻婆一座の出し物が来ると楽しみにしていたのにね~ 一週間前に到着してたんだよ~ 倉運雑技団がね~」

 そして、続けて怪事件が起き出したこと教えてくれた。 都中の金持ちが次から次に失踪していること、子供の神隠しが起り始めたことを・・・

 住人の情報を麻婆と共に聞いた拉麺男。 早速、倉運雑技団を調査してみることにした。

拉麺男とシューマイがテントの付近に行ってみると5人の男が彷徨いていた。

 「ざ、ザーサイじゃないか?」 拉麺男が目を丸くする。

 

筋肉拳一門

 

筋肉拳・蛮暴狼

 

 幼少はザーサイと言う名前だったが、鍛錬し鋼鉄の肉体を持ってから筋肉拳・蛮暴狼と名乗る。 麻婆一座のタケノコは実の妹。

 背中が弱点。

 

筋肉拳・屯

細胞愚アレンジ

 

 蛮暴狼のような鋼鉄の筋肉を持てなかったので、鎧で身を包む。

怨石で得たことのある“百戦百勝脚”をものにしようと特訓を重ね、怨石が無くともその技のみマスターしている。

 幼少時に火を吹く芸をマスターしている。

 

筋肉拳・珍

細胞愚アレンジ

 

 蛮暴狼のような鋼鉄の筋肉を持てなかったので、鎧で身を包む。

怨石で得たことのある“打穴三点崩し”をものにしようと特訓を重ね、怨石が無くともその技のみマスターしている。

 幼少時に皿回しの芸をマスターしている。

 

筋肉拳・奸

細胞愚アレンジ

 

 蛮暴狼のような鋼鉄の筋肉を持てなかったので、鎧で身を包む。

怨石で得たことのある“烈火太陽脚”をものにしようと特訓を重ね、怨石が無くともその技のみマスターしている。

 幼少時に綱渡りの芸をマスターしている。

 

筋肉拳・昆

細胞愚アレンジ

 

 蛮暴狼のような鋼鉄の筋肉を持てなかったので、鎧で身を包む。

怨石で得たことのある“命奪崩壊拳”をものにしようと特訓を重ね、怨石が無くともその技のみマスターしている。

 幼少時に椅子のバランス芸をマスターしている。

ザーサイが蛮暴狼を名乗ったのを真似して、メンマから昆に改名した。

 

 アニメで“コン”になってましたが、漢字は分からず勝手に“昆”にしており鱒。

 

「お前達は、倉運雑技団の用心棒なのか?」 拉麺男が問う。

 「いや、先ほどココに着いたばかり、俺達は今まで倉運一座を探し回っていたんだ。」 と蛮暴狼。

 幼少時代、孤児達が回鍋肉一座にいたこと。

倉運一座に引き抜かれそうになったが座長に反対されたこと。

 座長を憎んで孤児に戻ったこと。

別のサーカス団に移ったハズの蒜苗・紅芯兄妹が倉運雑技団にいると言う噂を聞いたこと。

 その蒜苗・紅芯兄妹に会いに来たことを拉麺男に伝える蛮暴狼。

「しかし、この格好だからよ~」 と屯。

「正面から入って行ったら・・・」 と珍。

「誤解を生むんじゃないかって、なぁ~」 と奸。

「いっそ、ウロウロしてたら、あっちから出てきてくれないかって思ってたんだ。」 と昆。

「お、お前達~!! やっぱり屯珍奸メンマだね~!!」 麻婆座長が駆け寄ってくる。

「ま、まさか・・・ 麻婆の姉御?」 驚く蛮暴狼。

「お前さんがザーサイかい? 随分、立派になったじゃないか~」 麻婆座長は再会を喜ぶ。

「た、タケノコもいるのかい?」 緊張する蛮暴狼。

「あぁ、あっちの馬車の中にいるよ~」 麻婆座長は泣いているようだ。

「回鍋肉の親父は?」 さらに緊張する蛮暴狼。

「父さんはお前達が出て行った後、殺されちまったんだ。 だから、麻婆一座って名前を変えて・・・」 麻婆座長はさらに泣く。

「だから回鍋肉一座を探しても手がかりが無かったのか・・・」 と蛮暴狼。

 

「皆さん、どうぞ中にお入りください!!」 大きな声がテントの中から聞こえる。

 テントの中に入る一同。

倉運雑技団7人が出迎える。

 

中国殺技団・武乱 (ブラン)

細胞愚考案

 

 倉運雑技団こと中国殺技団のエース。

空中ブランコで培った身のこなしで空中殺法を得意とする。 バランス感覚も絶品。

 器械体操が得意で黄金の吊り輪を武器にしている。

毒蠍拳の子供達と同じ“人間大砲”が得意技。

 元々は蒜苗(ソンミョウ)と言う名で、孤児だった。 幼少時代は回鍋肉一座で芸を身につけた。 紅芯こと芭蘭は妹。

 

 空中ブランコが得意だから武乱。

円輪剣だと面鬼とかぶるので吊り輪・・・

 

中国殺技団・芭蘭 (バラン)

細胞愚考案

 

 中国殺技団の紅一点。

滅茶苦茶体が柔らかい。 バランス感覚も絶品。

 脱出のイリュージョンも得意でどんなに拘束されても軟体動物の様にはずしてしまう。

新体操が得意で縄、輪、球、棍棒、帯状布を武器にして殺人を行う。

 一応、奴隷として売り飛ばす孤児の躾け役。

 元々は紅芯(コウシン)と言う名で、孤児だった。 幼少時代は回鍋肉一座で芸を身につけた。 蒜苗こと武乱は兄。

 

 バランス芸が得意だから芭蘭。

スンマセン・・・ ポーズはモンキーマジックの『アラウンドザワールド』のMV冒頭に出てきた女の子のポーズを参照しており鱒・・・

 

中国殺技団・夜嵐 (ヤラン)

細胞愚考案

 

 クールな中国殺技団のメンバー。

タケノコ同様、ナイフ投げの芸を得意としている。 バランス感覚も絶品で一輪車をセグウェイのように簡単に乗りこなす。 ナイフコレクターでもある。

 

 ナイフは必ず回収し手入れをしており、ナイフは人にやらない

だから、ヤラン・・・

 

中国殺技団・惰卵 (ダラン)

細胞愚考案

 

 中国殺技団の現場監督。

滅茶苦茶パワーがある。 バランス感覚も絶品で巨大な玉に乗るのが好き。

 愛嬌のあるパンダマスクをしているが、素顔は醜い。

剣を飲み込む芸が得意で、胃に含んだ竹槍を吹き矢の様に発射することが出来る。 その時はマスクをめくる。

 巨大な玉からは針が出る。

 

 座長が実質のリーダーだけど、殺人遂行時のリーダーを任されているって設定・・・

何故か竹よりも卵が大好物。 普段はダラダラしているので惰卵・・・

 

中国殺技団・屠覧 (トラン)

細胞愚考案

 

 中国殺技団のメンバー。

本来は猛獣使いだったが、いつしか猛獣より残虐になってしまい、自ら虎のコスプレをするようになった。 バランス感覚も絶品。

 トランポリンを使わなくても跳躍力が半端ない。

 

 誇張された巨大な手は、『宇宙鉄人キョーダイン』の影響と考えられ鱒。

鷹爪拳に対抗して虎爪拳にすりゃ良かった鴨?

 

中国殺技団・倉運(クラウン)団長 & 比重郎(ピエロウ)

細胞愚考案

 

 倉運一座の座長とは仮の姿で、チャイニーズマフィア・中国殺技団のボス。

普段は倉運雑技団と名乗っている。 都を廻って金持ちを殺して金を稼ぎまくっている。

 初期は、孤児の奴隷売買を生業としていたが、有能な孤児は手元に置き、殺人鬼に育て上げた。

 抗争で顔面に大火傷をおってから親子でピエロのマスクをするようになった。

自分の息子の比重郎ことデスピエロにいつも肩車されている。

 

 “ピエロ”ってフランス語由来だそうです・・・

外見は、おもいっきりドインク・ザ・クラウンをパクって鱒・・・

 ジョーカーも入ってる? にしてもひねりがない・・・

本当は『ドラクエ』の“デスピサロ”をもじって“デスピエロ”だったんですが、『にゃんこ大戦争』で使われているようなので変えました・・・(って変えてない)

 

中国殺技団

 

 驚く麻婆座長。 「で・・・ デスピエロ・・・ 父さんの仇・・・」

「何だって? 回鍋肉の親父の仇!?」 蛮暴狼達5人は驚く。

 「何だぁ? 同業者さんかぁ? ならば、かまわん殺れ!!」 と倉運。

「蒜苗!? 紅芯!?」 無抵抗のまま筋肉拳一門はやられてしまう。

 

 

 同時連係攻撃は、拳法家にも勝る。 ただの大道芸人ではない、殺人格闘集団だった。

拉麺男も1人では苦戦してしまう・・・ 麻婆座長やシューマイも守らなくてはならない。

 拉麺男は迷わず“五体散歩術”を使った。

 

鳴門男

細胞愚考案

 

 夜嵐と対戦。

鳴門盾なる相手の目を回すことの出来る盾でナイフを避けつつ攻略。

 ナイフ対鳴門手裏剣。

 

支那竹男

細胞愚考案

 

 屠覧と対戦。

素早い爪攻撃を支那竹トンファーでブロックし攻略。

 レッグラリアートで虎を狩る。

 

胡椒男

細胞愚考案

 

 惰卵と対戦。 “暗器・笹吹き”を喰らうも鎧で助かる。

巨大針玉の押し合いで勝利する。

 

焼豚男

細胞愚考案

 

 芭蘭と対戦。 新体操の武器、棍棒、輪、球、縄、帯状布を全て喰らう。

しかし、元々縛られるのには耐性があり逆転する。

 

葱男

細胞愚考案

 

 武乱と対戦。 空中殺法に苦戦する。

蛮暴狼のアドバイスにより、なんとか逆転勝利する。

 

 

 拉麺男自身は、ピエロ親子を退治する。

有名だった武乱こと蒜苗と芭蘭こと紅芯は、移籍したサーカス団を倉運達が襲って奪い取っていた。 幼少期から殺人鬼として育てられたのだ。

 回鍋肉座長は倉運のヤバさに勘付いており、ザーサイ達を行かせなかった。 従わなかった回鍋肉を後に倉運は襲撃していたのだ。

 

 そのことを知った蛮暴狼は、涙して天国の回鍋肉の親父に謝った。

そして、“鋼鉄の男”の異名を継ぎ、回鍋肉の名を継ぐことを決意する。

 

筋肉拳・回鍋肉

細胞愚が勝手に命名

 

 ザーサイは、幼少の名前。 蛮暴狼は、悪漢としての名前。

回鍋肉は、正義の拳士としての名前。

 

 芸人に戻るわけではない・・・ ってことで。 駄目で豹か?

 

 

 

 ストーリーは長く出来そうですがあえて簡略化しちゃいました・・・

あっ、タケノコとの再会やナイフ投げ対決とかを盛り込むべきだったっす・・・

 あえて未完成ってことで・・・

 

 

 この記事は、2021年12月9日頃にアップしたものです・・・