第18回は、第15話“熱波の死闘!!の巻”の後に加えて欲しいエピソードを書いてみ鱒!!
題して、“魔嘆五 (マタンゴ)を倒せ!!の巻”です!!
ハッキリ言って、『闘将!!拉麺男』の読後感は悪いっす。
・主人公の人格に疑問。
・突っ込みを受けるための設定。
・人殺しの悪人が主人公の仲間になる。
・悪人が退治されてない。
・打ち切られて話が中途半端。
等々・・・ あげたらキリがないっ脛。
でも、当時は好きでした! ちゃんとフレッシュジャンプ買って見てましたもん。
好きな理由は・・・
・格闘風漫画だったから・・・
・キン肉マンのキャラだったから・・・ キン肉マンつながり・・・
・自分でキャラクターや話を補完して遊べたから・・・ これにつき鱒ね。
前にも書いたとおり、第15話をもってフェードアウトしたムンタ・・・
ちゃんと出なくなる理由を描いてあげ鯛。
一方、第10話“破壊鬼玉王の復讐の巻”、第11話“鴉群拳法を守れ!!の巻”で出てきた影も忘れ去られた存在で蟻鱒・・・ 退治されていません。 逃げる姿さえ描いてもらってません。 それで、フェードアウト・・・
って言うか、流石に玉王が頭だけで生きているのがヤバイ・・・
既にサイボーグ化されていた玉王が、空洞の土偶人の下敷きになっても体を失うはずが蟻ませんよね。
当時の私の解釈では、影が持っていた水晶に玉王の顔が映し出されていた・・・
もしくは、玉王の頭型のスピーカーを影が持ち歩いている・・・
実犀、影が玉王のマスクを持って腹話術をしているようにも見え鱒。
そもそも、玉王は何故鴉群拳法の掛け軸を欲しがったので豹!?
純金製だから? 空飛びたかった?
蒼鴉霊山で春雨を捕まえてた白い影の2人・・・ その後の動向も把握出来ません。
黒と白・・・ あっ!! もしかして、玉王は“将棋七鬼衆”に代わって“囲碁戦隊”を組織しようとしていたの鴨!? その野望は3人で挫折したの!?
では、そろそろ私の妄想を・・・
拳法家であり、発明家であり、霊媒師であり、呪術師でもある屠殺鬼玉王は、赤子茸から抽出した“赤子茸黴菌”を利用し、大林寺超人軍団を作ろうと画策していた。
“拉麺男打倒養成所”を造って、ならず者を集めてはみるものの・・・ 少林寺破門者で結成した“将棋七鬼衆”を超える軍団を作れないでいた。
ならず者の中からめぼしい人材として見つけたのが、影と呼ばれる3人だった。
特に諜報能力の高い影には黒塗りの衣装を着させた。 他の2人には白塗りの衣装を着させた。
頭脳明晰な白影は、都合良く医療技術をマスターしていた。 幾度となく拉麺男に倒された玉王をサイボーグ化していたのは白影達だったのだ。 戦闘力は低く、対戦することは極力しなかった。
完城(カンジョウ)と呼ばれる都には、匪賊さえも恐れる護衛団がいた。 街全体が少林寺の様なものだ。 玉王はその完城の護衛団に目を付けた。 “赤子茸黴菌”で超人化し、自らの護衛団 “囲碁戦隊”にしようとしたのだ。
しかし、3人の影だけでは城壁で囲まれた鉄壁な守りの完城攻略は不可能だった。 そこで、空中から“赤子茸黴菌”を振りまき、完城の護衛団を超人化し、味方に組み込もうと考えた。
それで、霊力の籠もったハンググライダーを持っていると言う鴉群拳法を襲い、掛け軸を手に入れようと実行した。
しかし、拉麺男に阻止され目的のグライダーは手に入れられなかった。 幸いなことに、鴉群拳法の組織が弱体化しており、多数の裏切り者を引き抜くことに成功した。 それらを利用し、空から“超人化胞子”をばらまくことが出来るようになった。
細胞愚考案
赭熊網笠猛(シャグマアミガサタケ)
破壊鬼 玉王
土偶人に押し潰された体を“赤子茸黴菌”で培養・復活した姿。
キカイダ●の合体ハカイダ●ではない(調べないでね・・・)、脳味噌のようなキノコ、シャグマアミガサタケの化身である・・・ この頃から、ハカイ●ーにあやかって、“屠殺鬼”から“破壊鬼”に名前を変える。
この姿になり、脳味噌が活性化され様々な発明が出来るようになる。 “奇跡の箱(ミラクルボックス)”は、自らの脳味噌を培養し切り取り箱に詰めたモノ・・・
作戦実行。 完城の上空で、鴉群拳法のはぐれ鴉が“赤子茸黴菌”の胞子を振りまいた。
空からの胞子ばらまきでは、濃度が薄まり、超人化するのには長い時間が必用になった。
さらに、黄金のグライダーではないため、胞子をばらまいた本人も凶暴化した超人となり1回のフライトで使いものにならなくなった。
玉王は、飛べなくなったはぐれ鴉をさらに黴菌漬けにした。
ゴアゴアゴア・・・ 「今日から、お前は◯◯と名乗れ!!」
4人目のはぐれ鴉がばらまいた後、ついに、完城の町人に変化が見えだした。 護衛団ばかりか町の人全員がキノコの怪物に変わっていったのだ。
細胞愚考案
散造胞子 (完全体)
その報は、完城から逃げ出した守護団員によって中国全土に広がった。
キノコの胞子による奇病の様なモノなのだが、怪物が現れたと報じられ、全国の拳法家が怪物退治に馳せ参じることになる・・・
完城一帯の胞子の混じった空気を吸った拳法家も発症する始末。 直接触れた者は直ぐに全身がキノコだらけになってしまう。 完全に超人化する訳ではなく、自らの細胞がキノコに代わっていく地獄の苦しみを味わうことになるのだ。
この報は、旅の途中の拉麺男の耳にも入る。 拉麺男、シューマイ、ムンタの3人は、完城に近付いて異変に気付いた。
洞窟でキノコを主食にしていたムンタは、この胞子を察知したのだ。 肩当てをマスクにする拉麺男。 ムンタは、何故かこの胞子に対して平気だった。 シューマイを近くの村に残し、完城に潜入する2人・・・
町の様子を見て愕然とする2人。 空から撒かれた胞子がキノコとなり、町中に胞子をふりまいている。 そこに暮らす人々は程度の差があるとは言え、殆どの人が体からキノコを生やして怪物の様になっている。
まだ、キノコの毒が回りきっていない町人から、怪物が元は人間だと聞いて手が出せない拉麺男は、凶暴化して理性を失って襲ってくる人々に苦戦する。
小屋に逃げ隠れて、ムンタと対策を練る拉麺男。
「“協力猛虎拳”の様に合体技で倒せないのか?」とムンタ。
「人を倒すのではない、胞子だけをイメージして狙うことが出来るか?」と拉麺男。
隠れた小屋に散造胞子が侵入してくる。 試しに、胞子をイメージして“合体百歩神拳”をかけてみる拉麺男。 成功して人間に戻る散造胞子。
小屋から出て、町のいたる所に“協力胞子除去拳(仮名)”をかけまくる2人。
町中のキノコを駆除した頃には、拉麺男は神経を擦り減らし憔悴しきっていた。
そこへ、玉王率いる“魔嘆五 (マタンゴ)”が現れる。
悪魔も嘆く5人の茸超人・・・
細胞愚考案
“魔嘆五”
火炎猛 (カエンタケ)
影が“赤子茸黴菌”でパワーアップした姿。
数ある毒キノコの中でも、触れただけで皮膚が爛れてしまうと言う猛毒のカエンタケの様な姿をしている。 “全身毒手”
細胞愚考案
“魔嘆五”
紅天狗猛 (ベニテングタケ)
はぐれ鴉が“赤子茸黴菌”でパワーアップした姿。
中毒で幻覚症状を起こすベニテングタケの化身。
相手に幻覚を見せることが出来る。
細胞愚考案
“魔嘆五”
毒鶴猛 (ドクツルタケ)
はぐれ鴉が“赤子茸黴菌”でパワーアップした姿。
欧米では“破壊の天使”、図鑑では“猛毒キノコ御三家”と称されるドクツルタケの化身。
鴉なのに鶴に・・・ 剣術が得意。
細胞愚考案
“魔嘆五”
球白鬼猛 (タマシロオニタケ)
はぐれ鴉が“赤子茸黴菌”でパワーアップした姿。
根元がカブラ状に膨らむ猛毒菌、タマシロオニタケの化身。
ボクシングを得意とする。
細胞愚考案
“魔嘆五”
毒笹虎 (ドクササコ)
はぐれ鴉が“赤子茸黴菌”でパワーアップした姿。
キャプテ●ウルトラに出ていたバ●デル星人ではない。
中毒で手足が火傷のように腫れ上がる毒キノコ、ドクササコの化身。
“散弾胞子脚”を使う。
ムンタは拉麺男に気力を分け与え、拉麺男をかかばう様に5人に惨殺される。
そこに都合良く、完城の噂を聞いた拳聖五歌仙の面々が現れる。
こうして5対5の対戦が行われる。
紅天狗猛と拉麺男のトリップ対決。 犠牲になったムンタを思い逆転勝ち。
球白鬼猛とチューチャイのキックボクシング対決。 毒に耐性のあるチューチャイの勝ち。
毒笹虎と砲岩の散弾対決。 胞子を飛散するも流星炎弾脚で焼き払う。
毒鶴猛と犬操の武器対決。 凶器の使い手としては犬操が上だった。
火炎猛と蛾蛇虫の毒手対決。 素早さに苦戦するも“紅千里鷹”で勝利。
拳聖五歌仙によって、またしても玉王の計画は阻止される・・・
アニメ Ver.
美来斗利偉・拉麺男
まぁ、今回のストーリーは、1963年公開の『マタンゴ』に強い影響を受けてい鱒ね・・・
当初は、白い毒鶴猛と球白鬼猛を白影の変身した姿にしたかったんですが、玉王はまだチューンナップが必用ですからねぇ~
この記事は2019年10月10日頃にアップしたものです・・・