SAge and WAnderer and YOU
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2018-04-23 07:58:44

今日の詩「灰色の朝」

テーマ:ブログ

灰色の空が

はるか彼方の太陽の光に複写されて

私の地面を灰色にしていく

出会うことのない空と大地が

私を通して結合している

 

自分のものではない頭をつけた人間が

朝早くの散歩道を歩いている

犬も連れずに

ぎくしゃくした猿のような動きで

にやにや私を見つめてきながら

 

どこに行くのかと訊くと

山のほうだと言う

彼が指差した先はずっと向こうで

黒光りする何かが

がしゃんがしゃんと音を立てていた

 

彼を止めるべき義務が私にはあるだろう

だから「やめろ」と言ったが

彼は舌を出してけたけた笑った

もう一度「やめろ」と言うと

顔を真っ赤にして飛びかかってきたので

逆に殴り飛ばしてしまった

 

彼の首は外れ

ころころと転がって灰色の光の下で生気を失う

首をなくした彼は正気を失い

あるはずのない舌をべろべろ鳴らしながら

ぐるぐると回り続けるのだった

 

人間もずいぶん変わったものだと思いながら

私は灰色の朝を歩く

足裏がとても冷たくて

私は自分の顔で泣く

すると大きな羽を生やした白い人がやってきて

「どうして泣くのか」と訊いてくる

「どうして自分は飛べないのか」と問うと

「義務を果たせ」と言われた

 

私はひとりで歩く

灰色の朝を歩く

偽物の頭を駆逐するために

この朝に歓喜の死をもたらすために

2018-04-19 07:53:37

【芸術論】架け橋としての芸術

テーマ:ブログ

「芸術は、世界のこの上なく熱情的な反転であり、無限な世界からの帰路です。その道を歩む者をまともな物たちが迎えます。その時初めて、物たちの全容が見られるのです。物の顔面が近づいてきて、物の運動は個性を獲得します」(1910年8月30日タクシス侯爵夫人宛 ライナー・マリア・リルケ)

 

私たちは普段、物質に囲まれて生活している。しかしその生活のなかで、私たちは本当に「物」を理解しているのだろうか。物質はそこにある。だがそこにあることの本来の意味を感じることは難しい。

 

芸術は、私たちの生きている物質の世界と霊の世界の架け橋だと言われる。だがこの架け橋は、決して「こちら側」から「あちら側」へと架けられるものではない。作り手はこの橋を、「あちら側」から「こちら側」へと架けるのである。そのため、作り手がこの物質世界に作品を表出させる時、そこには神々がいる。芸術=架け橋は、そもそも神々がその顔をよりはっきりと物質世界に表すための道具なのである。

 

鑑賞者は芸術=架け橋を前にして、その橋の向こうからやってくる神々と出会う。そしてその時、彼の目の前には物質本来の姿や意志が立っている。

 

作り手は、自らの作業を通して神々を物質世界へと運ぶ船頭となる。その時彼の眼前には、自らの背後に立つ神々からの光を受けて、真の姿を表した物質が聳えている。

2018-04-18 07:54:08

感動のラスト、「痛みのポラリス」

テーマ:ブログ

https://ncode.syosetu.com/n3912eq/30/

 

とうとう、とうとう最後の更新となりました。

 

「痛みのポラリス」、今回で最終回です。

 

感動のラストをご覧ください!

2018-04-17 21:19:55

明日、感動のラスト!!

テーマ:ブログ

https://ncode.syosetu.com/n3912eq/29/

 

今晩の更新です、そして!!

 

明日、とうとう「痛みのポラリス」最終回でございます。

 

感動のラストが待っております!

2018-04-17 08:05:57

もう少しで感動のラストに!

テーマ:ブログ

https://ncode.syosetu.com/n3912eq/28/

 

今朝の更新。

 

これで、残すところあと2編です!

 

感動のラストまでもう少し!!

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