saiの建築さすらい記

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二級建築士で日々設計の毎日を送るsaiが「建築」を探してさすらうブログです。講演会、セミナー、街角の建築など建築関連、saiの日常。

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saiの建築さすらい記
ロンドン塔内部
悲惨さとその後の歴史がこの平和に映し出される
古く残る建物。
意図したこととしなかったこと。
これはどちらの意味を持つのだろう?

犬のための建築
@TOTOギャラリー間

会場には2階分及び中庭にも所狭しと作品が展示されている。
数多くの著名な建築家が設計した犬の建築はそのものだけでなく、実際に展示会のHPでは設計図をダウンロード出来、自分でも作ることが出来る。さらには自分なりに考えた「犬のための建築」をその場でスケッチして会場で提出することでサイトにアップロードしてくれる。

会場の1階では各建築家がそれぞれ種類が違う犬のための建築を設計している。妹島和世氏の作品は一見もこもこして柔らかそうなクッションに見えるが、実はしっかりと構成されていて後ろからクッションの中にも入ることが出来る。全体としてトンネルのようになっているのである。作品には触れは出来ないが、見た目より固いのかもしれない。

他にもアトリエ・ワンの作品は人のリラックスと犬のコラボが上手い。目線を合わせるというコンセプトから作られた作品である。しかし人がしゃがむなどの行動をして犬に合わせるのではなく、犬の方が合わせる為に登ることが出来る。赤ん坊ではない。犬だってわんわんと主張しているだけではないのだ。自分から動き、思うままに感じることが出来る。
自由が生まれる。
そんなイメージである。

2階には原研哉氏らのミニチュア版犬の建築が並ぶ。これらも人々と犬の生活の交差を求めるようにスタディされているミニチュアである。これが置物のように(勿論そういう意図では求められていないのだが)かわいい。下から上から向こう側から見るとまた違った見方が出来る。


人が住宅を作るときに、その行動範囲や生活スタイルを制限するのではない。
同様に犬の自由を広げる、そんな建築展である。

2013/10/26 sai