ローション、クリーム、軟膏についての基本知識です。意外とこれらの違いを知らない方も多いのでは?でも一旦知ってしまえばとても簡単です!

 

まずローションは液体。軟膏は油。クリームは液体と油を混ぜたもの、つまり水と油の中間です。そしてクリームは混ぜ方によってoil in water(水に油を溶かしたもの)、water in oil(油に水を溶かしたもの)の2種類に分かれます。後者、water in oilの方が油がもとになっているため油分が多く膜が張った感じがあると思います。そして水が多いほど肌への刺激感が強く、油が多いほどベタつくけど肌への刺激は少ないと覚えてください。例えば擦り傷があるときに湯船に入ると染みますが、傷に軟膏をつけてもしみないと思います。湿疹や傷口にローションを塗ってはいけませんよ。

 

なので、お肌が敏感になっているときは化粧水はつけなくても大丈夫です。日本人は化粧水が大好きですが、実はヨーロッパでは化粧水は一般的ではありません(お水が硬水というお国柄もあると思いますが)。美容液+クリームか、クリームだけ愛用している方も多いのです。化粧水つけて、美容液、乳液、クリーム、、、なかなか大変だし時間もお金もかかりますよね。色々やりすぎて肌に負担をかけていることもあります。仕事や育児で忙しい毎日のスキンケア、洗顔後にクリームを多めにつけてあげておしまいでも良いのです。私なんて毎日のように飲み歩いてるからスキンケアに時間をかけるならその分食事の時間と睡眠にまわしたい!クリームだけ塗って寝ている日もたくさんあります。エステも通ってないけど30歳すぎに見られたことはありません(たぶん)。

 

とりあえず水に近いものほど肌への刺激は強くなると覚えておいてくださいね。

刺激感と保湿力と使い心地、総合して自分のお肌に合っていればスキンケアは何を使ってもいいんです。