Utakata 1 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

いらっしゃいませ〜♪

今日は日曜日でお休みの方も多いかな。

お越しいただきまして

誠にありがとうございます。


こちらは、腐なBL妄想小説となります。

苦手な方、未成年の方は

どうかご遠慮くださいまし。


前作『Karisome』のスピンオフ的な

お話となっておりますが

読んでいなくても、たぶん内容は

通じると思います、、、が。

先にそちらを読んでいただけると

より一層、わかりやすいかもしれません。





それでは、ここからまた

長い長い旅になりそうな予感ですが

どうか最後までお付合いくださいまし。



では、スタートです!

行ってらっしゃいまし〜♪











Utakata 1







O:‥‥‥。





ガシガシと髪を拭いたタオルを

首にかけたままで

冷蔵庫を開ける。




マジかよ〜。




久しぶりに‥‥

もう、どれくらいぶりかもわからないくらいに

超久しぶりに、早く帰って来れたから


うっとおしいスーツを脱いで

シャワーを浴びて

ようやく、一杯って

そう、思ったのに‥‥。



ビールがねぇっ!!





O:‥‥‥。





パタンと、冷蔵庫を閉めると

洗面所にむかい

首にかけていたタオルを

ポイッと、カゴに放る。





O:‥‥‥。





鏡に映った自分を、チラリと見て。



さすがに、これじゃ‥‥なぁ。



スウェットを脱ぎ捨てて

ジーパンをはくと

着ていたTシャツの上に

パーカーを羽織って

おれは、松兄の店に向かった。





近くのコンビニに行こうかと思ったんだけど

まあ、それでもよかったんだけどさ。



最近、ほとんど会社と家でしか過ごしてなくて

せっかくまだ、遅い時間じゃないわけだし

気分転換にもなるだろうし。

松兄にもさ。

このところ会ってなかったかなって

そう、思ったから。




なのにさ。

松兄は、おれの顔を見るなり

仕事は休みなのか?

・・・とか、言うし。

まったく、イジワルだな。


なんて。

そんなことを言いつつも

すぐにビールを出してくれて



クゥゥ〜ッ。

ようやく、風呂上がりの一杯だ!




ゴクッと喉を鳴らして飲むと

タバコを取り出して

ふぅ〜っと、煙を吐き出す。


なんだか、やっと

一息ついた気がするな‥‥。





O:‥‥‥。


N:‥‥‥。





ってかさ。

店に入った時から、気になってたんだけど。


松兄の店には珍しい感じの

学生みたいなやつがさ。


もう、ずーっと

おれのこと‥‥見てるよな(笑)













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