Karisome 114 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

どうも、こんにちわ。

けっきょく少しお休みしちゃったね。

無事に義家族を迎え入れて

接待が終了しました。

いろいろ裏では頑張りましたが

なんとか『出来る嫁!』の座は

死守できました♪

ご声援、ありがとうございました。



さてさて。

アラシゴト渋滞中。。。

今日のWSはパズドラだと思ってましたが

なんとDoors〜のMVもありましたね。

パズドラダンスももはや『NOW or NEVER』の

MVのような仕上がりで。

しかも、超良き曲ですよね♪

あぁ、発売がたのしみだな〜〜♡




それでは、ここから

お休みした分まで怒涛のアップですよ!


スタート!!









Karisome 114








A:あの女性が、お見合い相手ではないことはわかりました。


O:‥‥‥。


N:‥‥‥。


A:けど、あなたは社長だから。いずれは結婚をするでしょう?


O:しない。


N:‥‥‥。





それは‥‥‥するよね。

そう思う。


しないと、即答した智を見つめる。


いずれは、する。

しなくちゃいけないし、当然のことだ。


だってそうだろ?

マスターも言ってた。


みんなの期待がかかってるって‥‥。





A:しない、なんてわけにいかないですよね?


O:なんでだよっ。


N:‥‥‥。


A:だって、あなたは社長ですよ?跡取りが必要じゃないですか。


O:そんなことは知ったことじゃない。


N:‥‥‥。




子どものように、口を尖らせる智。



知ったことじゃない、なんて

そんなことは言えないはずだ。


これは、智だけの問題じゃなくて

親戚中が智の結婚や、跡継ぎの誕生を

心待ちにしているはずだ。


だから

智がオレを好きだ、とか

オレが智を好きだとか‥‥。


そーいう話じゃないんじゃないか。





O:おれは、和と結婚する。


N:‥‥‥。


A:それは、無理でしょ?


O:なんでだよっ。


N:‥‥‥。


A:だって。


O:和、おれと結婚してよ。な?


N:‥‥‥。


A:‥‥‥。





結婚‥‥‥なんて

そんな簡単に‥‥。



真剣に、オレをみつめて

そんな風に言う智を

オレもじっと、みつめる。



そんなの‥‥

涙が出そうなくらい、嬉しい。


きっと、一生

誰にも言ってもらえない言葉だと

そう思っていたから

こんな嬉しいことはない。



けど。

オレだって、智のことが大好きで

すごく大切だから。


無理なものは、無理なんだ。

智が人から責められるような

そんなことは、できない。


今の感情だけでは

動けないんだ。











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