午後は母の入っている施設へ。
結局は自分の意思が無いとどうにもならないんだよなぁ…と思う。私には最低限のことしか出来ない。
でもこの時間もお互い生きているからこそ過ごせる時間なんだなと思うと、大切にしたいという気持ちも芽生えてくる。
全てが尊い時間だ。全て。
帰り道に白鷺に似た鳥が空を横切っているのを見て、鳥は自分の姿を知らずにただ飛んでいるんだなぁ…と思った。
自分は何者だとか、何をするべきとか、目標などなく。ただ野生を淡々と生きて、死んでいく。
過去や未来に縛られることなく、今を生きたい。
動物とは違って、ヒトはそれを選ぶことが出来る。