荒れた手に塗る、軟膏やクリームは
私も様々なものを取っ替え引っ替え、自分の手に使ってきました。
けれど結局、実際に使ってみた結果的にも、科学理論的にも
ただのワセリンが最高であるとわかりました。





傷口のジュクジュク(滲出液)は、細胞成長因子を含んでいるため、
ジュクジュクが乾かないようにすることで、傷は早く治癒します。
人体に何の影響も反応もしない安定性のあるワセリンで
傷口の乾燥を防ぐ、という方法が最適の方法だと今は思います。


市販されている尿素クリームは皮膚を乾燥させ、破壊もしていることは
生物学科学の分野で皆知っていることのようです。

尿素クリームはクリーム基剤であり、それ自体が細胞破壊性を持ちます。
医学の人体の基礎実験で、DNA抽出の前に20%尿素を作用させて
細胞膜を破壊する実験があるそうです。
ということは、尿素とは細胞膜破壊薬です。

皮膚に塗った尿素が血液中に移行するためには、角化層全層を破壊し、
角化層を失った表皮に直接尿素が接触し、
細胞内や血管内に移行するという現象が不可欠で、
角化層を破壊することに、時間は3時間もかからないそうです。

水分子と結合する能力があっても、角化層を破壊しているのであれば
保湿効果も意味がありません。
森の木を全て斬り倒して緑の粉をふっても、緑が増えたとは言えません。





尿素クリームの説明には、「余分な角化層を取って
皮膚をスベスベにする」と書かれています。
ところが実際は、尿素と角化層のペプチド結合の結合は化学的なものなので
「余分な角化層」と「皮膚の生存に必要な角化層」の区別を
尿素がつけてられるわけではなく、結合するペプチド結合がある限り、
際限なく角化層の正常構造を破壊し続けると考えられます。
適当なところで歯止めが効かせられるわけではないようです。




結論から言うと、ハンドクリームを使っていると、
ほぼ確実に、逆効果になると思います。
理由は、クリームの成分は界面活性剤だからです。
乳白色になっているクリーム基剤は、
水と油を溶け合わせるために界面活性剤が使用されています。
ということで、中性洗剤と本質的には同じです。

洗浄剤を皮膚に塗って放置することは良いことでしょうか。
食器洗い洗剤、シャンプーなどを、あえて
手に付けたままにする人はいないと思います。
この点、乳液も同様に界面活性剤を含み、危険と言えます。





クリームは水と油が溶け合ったものです。
皮膚に塗るとスベスベ、ツルツルになります。
しかし、クリームを洗い落とすと
なぜか、皮膚はゴワゴワ、シワシワになっています。
クリームの界面活性剤が皮膚の油(皮脂)を分解するからです。
皮脂は人間を感染から守ってくれている
皮膚常在菌の生存になくてはならない栄養源です。
それを無くしてしまう事も良いこととは考えにくいです。

ハンドクリーム類を皮膚に塗ると、さらに皮脂は落ちてしまい、
皮膚は、より不健康な状態になり、老化も進行しそうです。
水をはじく機能があろうが、有効成分を配合していようが、
皮膚成長因子である滲出液の働きを妨げては元も子もありません。



ワセリンは常温では他の分子とほとんど反応せず、
極めて安定した物質で、人体に使用しても
相互反応は起きず、人体と一切反応しません。
ワセリンは鎖状飽和炭化水素(CnH2n+2)の一種です。
n = 1 ならメタン、n = 2 ならエタンです。

鎖状飽和炭化水素は炭素数が少ない場合(=分子量が少ない)
は常温でも他の物質と反応しますが、
炭素数が増える(=分子量が大きくなる)に従って
反応性が低くなり、ワセリンくらいの炭素数になると
常温では他の物質と反応しなくなり、
反応させるためには外部からエネルギーを
投入する必要があるそうです。





だから、皮膚に塗っただけでは皮膚とは何も反応できず
皮膚炎を起こすこともできません。
これが、ワセリンは安全な物質という科学的根拠となります。

ということで、
ワセリンを舐めても目の表面に塗っても肌に塗っても、
何も起きないでいてくれるので、単純に乾燥だけを防ぎ、
傷口がある場合は滲出液をサポートするので
自然の治癒が非常に早くなるということです。

次回は、なぜハンドクリームが肌にとって悪いものか、
についてお話していきますので、お楽しみに!



入浴は、仕事で手の皮膚に浸透し反応している薬剤や
1日の体内での活動で自然に不要になった老廃物など
体外へ出す効果があるので、良いことと思います。
また、副交感神経優位になるリラックスタイムにも
なるというのも良い点だと思います。





ところが、あまり熱いお湯だったり、
長時間浸かり過ぎると
脂質が奪われ、皮膚の水分保持機能が弱まり
乾燥しすぎてしまう原因になります。
また、熱いお湯に長時間入る入浴は体から熱を奪い、
冷えやすい体になってしまうという話もあります。

ですので、
38~40度程度で、10~20分程度の
入浴が良いと思います。
手荒れ・肌荒れの症状が強く出ているときは特に、
入浴後の肌に潤いのある内にすぐ、ワセリンで
保湿して、乾燥しないようにしましょう。




これらの食品をを多く摂っていると
抜け毛も飛躍的に増えます。

人間の髪が1日の間に自然に脱毛する本数は
平均で70~80本です。
シャンプー中、ドライヤーで乾かす時、
自然に抜け落ちる髪の量に注目してみましょう。

個人差があるとも思いますが、
私の場合、特に小麦製品・糖質を
多く摂ってしまった日は
洗面台に落ちる髪の量が、とても増えます。





皮膚を弱めてしまう食べ物を多く摂ると、
手や全身の肌が緩んで
少し刺激でもダメージしやすくなるように、
頭皮も緩んで脱毛が増えるようです。

髪のプロである美容師としては
このような事もお客様にアドバイスできると
良いと思いますので、ぜひご自身でも、
これらの食べ物を多く摂った日と摂らなかった日で
抜け毛の本数をチェックして、
実感してみてください。



もし、朝食でパンなどの小麦を食べたら、
昼にパスタ、夜はラーメンなどと
小麦製品を連続で取らず、米を摂ったりなど
するようにしましょう。

食後のデザートや、つまみ食いしたいお菓子なども
小麦製品が非常に多いです。
意識して、できる限り取らないようにしましょう。

美容師の仕事をしていると、
お客様からの頂き物、差入れを
いただく日が多いと思います。
これらは、ほとんどの場合、
小麦製品や、ケーキなど
甘いものだったりすると思います。






これを営業後、一気にたくさん摂ったりすると
その後の皮膚にカユミが出やすかったり
少しかいただけで皮膚が壊れたりしやすい
弱い状態になりやすいです。

手荒れ・肌荒れをしやすい私たちは、
頂き物なども、日を分けて摂るようになどして、
一度にたくさんの小麦製品、糖質の高いものを
摂らないに心がけましょう。

その日1日トータルで考えて、
どのくらいの小麦製品、糖質を摂っているか
意識しながら、次の食事を何にするか
決めていくと良いと思います。



生の卵白、生クリーム、
冷たいジュース、アイスクリーム、
小麦、米などの糖質の高いものの大量摂取、
スナック菓子、菓子類、デザート、スイーツ、
揚げ物など、植物油を多く含むもの、
肉類の大量摂取、などです。

特に手荒れ・肌荒れが強く出てしまっている時は
これら全てを、症状がおさまってくるまで
食べない方が良いです。





荒れが少なくなってきたら、
徐々に制限を軽くして、
少しずつ摂取しても良いと思います。
ただ、常に意識していないと
様々な食べ物に含まれているものが多いので
自然に量をとってしまいがちです。

肌を弱めてしまいやすい食品類なので
いつも、1日のうち自分がどれくらい摂取したか、
意識しているようにしましょう。



手荒れ・肌荒れの症状が強く出ている時は
卵や肉類の動物性たんぱくも控えるようにしましょう。

消化の分解途中でできる
ポリペプチドという物質が健康状態でないときに
体内に蓄積して皮膚から排泄されるそうです。
これがカユミや荒れの原因になります。





特に、生の卵白はできる限り避けましょう。
卵白に含まれるアビジンというたんぱく質が
皮膚を強くする力のある物質の吸収を
邪魔してしまいます。
食べたいときは加熱して、生ではない状態にしましょう。



冷たい飲み物やアイスなどは
胃腸を急激に冷やす上に、
ダイレクトに、咀嚼なしで糖分入ってきます。
糖分が多いこと、胃腸を冷やすことは
皮膚を弱くします。

また、例えば
食パンなども1枚で角砂糖9個分の糖質があったり
ご飯もお茶碗一杯で角砂糖17個分の糖質があったりします。
特に手荒れ・肌荒れの症状が強く出ている時は
これらも控えめに摂るようにしなければ
症状が引いていきません。





いつも、糖質が多いかどうかを意識して
食べ物を摂るようにしましょう。

すぐに痒みが出たり荒れが強くなってきたり
わかりやすいのは、冷たくて甘い飲み物やアイスなどです。
まずは、これらを控えることをお勧めします。