ノルウェーが土壇場で追いつく!! | FUTURE of FOOTBALL

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 6月5日、2013 U-21欧州選手権がイスラエルで開幕した。
 


 W杯予選を控えるA代表に召集され、主力4人が不在のノルウェーと開催国イスラエルの対戦となった開幕戦。
 


 立ち上がりはお互いパスミスが多く中盤でのボールロストを繰り返したが、次第にノルウェーが主導権を握っていく。アンカーのJohansenがCBの間に落ちて3バックの形になり、両SBが高い位置を取る。Johansenは正確な左足のキックでパスを散らしてゲームメイクし、足元の技術が高いCBのStrandbergも最終ラインで攻撃の起点となった。
 


 同点に追いついた後も攻め立てたノルウェーだが前半終了間際にアクシデント。裏へ抜け出したKalibatをHedenstadが倒して一発退場となってしまう。
 


 嫌な形で前半を終えたノルウェーだが、動揺することはなかった。「我々は3月の親善試合で、開始早々に退場者を出しながらオランダ相手に10人で善戦した経験がある。」とSkullerud監督が語ったとおり、守備時は4-4-1の布陣でブロックを作ってスペースを消し、10人となった後もうまくパスをつないでポゼッションを保った。
 


 対するイスラエルは、Guy Luzon監督の「彼らがこの試合の本命だが、私たちは攻撃的なスタイルを変えない。」という言葉とは裏腹に慎重な入りを見せた。イージーミスが多くシュートまで行けない展開が続き、数的優位になった後も攻撃に改善は見られなかった。 守備では4+4のブロックを作ってスペースを消そうとしていたが、ズルズル下がるばかりでボールホルダーへのアプローチが甘く、失点も引きすぎたために空けてしまったバイタルエリアでキープされ、寄せきれずにシュートを打たれてのものだった。セットプレーの守備でもフリーにしてしまう場面があり、「オーガナイズされた守備が見せられなかった。」とLuzon監督も試合後コメントした。
 


 1人少ないながらアディッショナルタイムの得点で追いついたノルウェーにとっては3ポイントに等しい勝ち点1。次戦からはA代表に招集されていた主力も合流する。この試合勝ち切れなかったイスラエルは戦力的に出場国の中では最低。グループ突破は厳しいか。