新潟日報さんに掲載頂きました「中村三奈子さんへの思い語り掛け写真あり 長岡 母クニさんが講演」 | 中村三奈子さんをさがす会のブログ

新潟日報さんに掲載頂きました「中村三奈子さんへの思い語り掛け写真あり 長岡 母クニさんが講演」

中村三奈子さんへの思い語り掛け写真あり
長岡 母クニさんが講演

 北朝鮮に拉致された可能性を排除できない長岡市の特定失踪者、中村三奈子さん=失踪当時(18)の母クニさん(74)による講演会が8日、長岡市干場1の川崎小学校で開かれた。6年生約50人が、娘の帰りを待つ母親の悲痛な思いに耳を傾けた。

 10日から始まる北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせ、総合学習の一環として実施。同校は三奈子さんが3年生まで在籍し、クニさんも教員時代に勤務経験がある。

 三奈子さんは1998年、新潟空港から韓国へ出国したとの記録を最後に足取りが途絶えた。クニさんは何度も韓国に足を運んで情報収集を続けている。児童を前に「『ただいま』の一言が聞けるまで続けたい」と突然娘が失踪したつらい心情を吐露。三奈子さんと2人で、途中まで編んでいた赤いマフラーを手に、「家族はかけがえのない存在。大切にして」と呼び掛けた。

 また、クニさんは北朝鮮から来たとみられる木造船の漂着や漂流が相次いでいることにも触れ、拉致などを行った北朝鮮の動向にも関心を持つよう訴えた。


http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20171210362224.html