新潟日報さんへご掲載 「少しでも娘に近づきたい」 長岡で中村三奈子さんとの再開目指す集会 | 中村三奈子さんをさがす会のブログ

新潟日報さんへご掲載 「少しでも娘に近づきたい」 長岡で中村三奈子さんとの再開目指す集会

「少しでも娘に近づきたい」
長岡で中村三奈子さんとの再開目指す集会



 北朝鮮に拉致された可能性を排除できない長岡市の特定失踪者中村三奈子さん=失踪当時(18)=との早期再会を目指す集会が11日、長岡市のアオーレ長岡で開かれた。三奈子さんの37回目の誕生日となる18日を前に企画され、母クニさん(73)は「少しでも娘に近づきたい」と訴えた。



 市民による支援組織「中村三奈子さんをさがす会」が主催し、約100人が出席した。クニさんと、新潟市西蒲区出身の特定失踪者大沢孝司さん=同(27)=の兄昭一さん(80)、拉致問題を取材してきた新潟日報長岡支社の原崇記者が現状を報告した。

 三奈子さんは1998年4月、韓国への入国記録を残して行方不明になった。クニさんは「いなくなる原因が分からない。失踪から18年後の娘の姿を見つけられるよう頑張っていきたい」と語った。

 昭一さんは孝司さんについて「黙っていなくなるような弟ではない」と述べ、「母は『何か理由があるはずだ』と思っていた。しかし、理由が分からないまま、母は亡くなってしまった」と振り返った。



http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160912279274.html