南海高野線・単線区間の駅 その3
みなさま、こんにちわ!
今日は台風接近の影響で朝から雨模様
これからさらに台風が接近してくるので要注意です
南海高野線・単線区間の駅 その3
今回は難関の下古沢駅と上古沢駅です
両駅とも車での到達は不可能な駅です
上古沢駅にいたっては自転車・バイクでも
到達するに苦労するところです
高野下駅撮影後は国道370号線を高野山方面へ南下
途中、下古沢の地名標識はありますが下古沢駅の道は
わかりにくいので慎重に運転をしていきます
下古沢の集落から下古沢駅へ通じる道
車で下古沢駅に到達することは不可能なので
下の集落の道幅の広いところに車を止めて
徒歩で下古沢駅へ・・・・・
もう1本、下古沢の南側の集落から
下古沢駅に通じる道
数段の階段を上がったところに駅舎があります
歴史を感じる駅舎ですが無人駅となっています
下古沢駅の駅舎をサイドから撮影
下古沢駅の駅舎内
券売機はなく乗車駅証明書発行機が設置されています
窓口のあった場所は板で塞がれて貼り紙などがされています
無人駅でも自動改札機は健在です
ホームへの出入りは自由にできます
駅舎の壁と一体のベンチ
ホームから見た下古沢駅の駅舎
下古沢駅ホームより橋本・大阪難波方向を見たようす
駅の無人化とともに極楽橋・高野山方面の線路が撤去され
棒線駅構造になりました
下古沢駅ホームから極楽橋・高野山方向を見たようす
ホームの先で急カーブしてすぐにトンネルに入ります
下古沢駅に接近する橋本行の電車
下古沢駅の駅舎内からの2000系ズームカー
以上下古沢駅でした、次はいよいよ難関の上古沢駅です
下古沢駅の撮影後はまた国道370号線を高野山方面へ南下します
下古沢の集落より国道370号線を高野山方面へ南下
右側にある、かじかドライブインをすぎてすぐに左折します
上古沢駅へは橋を渡り急坂を登っていきます
上記の画像の急坂を登りきった所です、車が入れるのはここまで
手前に車を止められるスペースがあったのでそこに車を止めて
ここから徒歩で上古沢駅へ、右側の急坂を登っていきます
1つ上の画像の右側の急坂を登りきった所です
前回の上古沢駅訪問時はここへ車を乗り入れてしまい
かなり往生した体験から今回から坂道の下に車を置くことに・・・・
右側が私が登ってきた急坂の道
左側の道もしばらく歩いてみましたが山の中へ消えていく
行先不明の道だったので途中で引き返してきました
道の傍らにある標識では左・車両通行不能となっていました
1つ上の画像を振り返って撮影
上古沢駅へはさらに右側の細い急坂の道を登っていきます
麓の上古沢の集落から唯一、上古沢駅に通じる道でもあります
画像では道幅があるようにみえますが実際は軽自動車が
ぎりぎり通れるかな??というような道幅です
上古沢駅へ通じる急坂の途中
私みたいな中年のオッサンにはこの急坂はかなりきついです
上古沢駅へはこのクランクを曲がりさらに登っていきます
上記画像のクランクを曲がったところ
はるか上に上古沢駅の駅舎が見えてきました
この辺でかなりへたばっている私でした
大汗を掻きながらやっと上古沢駅の駅舎横に辿り着きました
あ~しんど・・・・・
上古沢駅の駅舎正面
昭和初期に開業の面影を残す古い駅舎です
何度来ても歴史を感じる雰囲気のよい駅舎です
上古沢駅の駅舎正面からまっすぐに延びる道
しばらく歩いてみましたが、7枚上の画像の
左へ歩いた道と合流して山の中へ消えていく道なので
この道も途中で引き返してきました
やはり、麓の上古沢の集落から上古沢駅への道は
私が登ってきた道しかないようです
上古沢駅の駅舎内のようす
券売機はなく駅員が終日常駐して窓口で乗車券を発売します
静かで落ち着いた空間です
上古沢駅にも自動改札機があります
スルットkANSAIカードは利用できますが
ICカードは利用できません
改札口という表札が渋い・・・・・
別の角度からの上古沢駅の駅舎内のようす
笠のついた駅の外灯がいかにも昭和といった感じです
駅舎内の天井の蛍光灯が設置してあるところは
昔、シャンデリアが吊るしてあったところで
駅舎の天井を見ればその跡を確認できます
昭和初期の開業当時は和洋折中の空間だったのでしょう
改札口を入り構内通路へ
ホームへ行く途中に上古沢駅の駅事務所の入口があります
富山地鉄・大井川鉄道にあるような古い感じがいいです
駅事務所内を窓越しちらっと見ただけですがとても古い感じで
駅事務所内の奥には畳の部屋らしきところがあったようで
ここが宿泊所?仮眠室?かなと思ったりしました
撮影させて下さいと言う勇気はありませんでしたが・・・・・
ホームからみた上古沢駅の駅舎
駅舎が異様に右に傾いて見えるのは私だけ・・・・・?
構内踏切より上古沢駅構内のようす
相対式ホームの行き違い可能な駅です
橋本・大阪難波方向に向かって左にカーブしています
上古沢駅ホームより橋本・大阪難波方向を見たようす
駅を出てすぐに右に急カーブしてトンネルに入ります
上古沢駅ホームより極楽橋・高野山方向を見たようす
駅を出てまたすぐに50‰の勾配が始まります
終点の極楽橋駅まで50‰の勾配と半径100m以下の急カーブは
まだまだ続きます
上:50‰の勾配を下ってきた橋本行の電車
下:同電車が上古沢駅に到着したところ
上:50‰の勾配を下ってきた、特急こうや号
下:上古沢駅に到着する、特急こうや号
この特急こうや号は交換待ちのため数分間運転停車していました
上古沢駅から見える風景、はるか下に上古沢の集落が見えます
心地よい風が吹き気持が落ち着く瞬間でした
以上、上古沢駅でした
以下、上古沢駅付近で撮影したものです
上古沢駅到着直前の2300系ズームカー
50‰の勾配を下っていく天空
50‰の勾配を登っていく、特急こうや号
南海高野線・単線区間の駅 その4に続きます