こんにちは♪
御坊市から30分
日高川町船津のピアノ・声楽教室
「そうがわさがみ音楽教室」寒川さがみです。
楽譜が読めませんでした。
音の高さ(ドレミ‥)はかろうじて読めるけど、リズムがまっったく読めませんでした。
ピアノのレッスンは嫌いではなかったのですが、何せ楽譜が読めないので練習はほとんどせず(できず)。
両親もピアノの練習にはノータッチ。
ちなみに両親は、学校の宿題やテスト勉強なども完全にノータッチでした。
その理由は「無理に勉強しろってこっちが言っても、本人がしたくないなら言うだけ無駄だから。」だと言っていた気がします。
でも宿題は何の疑問もなくこなしていた。宿題をしないとかサボるという概念はさがみ少女にはなかった。
ちなみにピアノのレッスンは、両親共働きで送り迎えなどができなかったため先生が自宅に教えに来てくれていました。
そんな私が一体どうやってピアノを弾いていたのかというと‥
耳コピで弾いていました。
レッスンで新しい曲を習うときにはいつも先生がお手本を弾いてくださいます。
それを聞いて、覚えて弾くのです。
でも、そんな調子だから「聞いたことのない曲」や「聞いても頭にスッと入ってこない曲」はまったく弾けませんでした。
そんな私が変わるきっかけになった時期があります。
あれはちょうど15年ほど前、私が小学校高学年の時でした。
ピアノの先生が産休に入るとのことで、レッスンが2ヶ月ほどお休みになったんです。
「やった~ピアノが2ヶ月休みになった!!」
練習嫌いの私は大喜び!(笑)
って、日頃ロクに練習していないくせに(笑)
母親は「たぶんもうピアノは辞めるんやろな~」と思っていたそうです。
しかし私は…
たまたまテレビで聞いた久石譲さん作曲の「summer」にドはまり。
「この曲めっちゃ好きやわ!絶対弾けるようになりたい!」
それから私は楽譜を手に入れ、それまでまったくしなかった「練習」を始めるのでした。
「弾けるようになりたい!」という気持ちは大きな原動力になり、あれだけ嫌だった練習は苦にもなりませんでした。
相変わらず「耳コピ演奏」を続ける毎日でしたが、その時初めて「あること」に気が付きます。
「このリズムは、楽譜ではこうやって表記するのか」
それまでまったく楽譜を見ていなかったし読もうともしなかった私でしたが、それをきっかけにリズムのパターンを少しずつ理解するようになり、楽譜が読めるようになってきました。
私は楽譜を読むのが本当に苦手な子供でした。
かろうじて読める音の高さ(ドレミ‥)も、五線の下から「ド、レ、ミ、ファ‥」っていちいち数えて読むレベルでした。
でも子供って耳がめちゃくちゃいいんですよね。
だから楽譜を読まなくても(読めなくても)、耳コピでピアノを弾けてしまいます。
これ、一見すごいことのように思われがちですが、楽譜を読むという作業をサボってラクしているだけにすぎないのです…
それに、残念ながら聞いたことのない曲は弾けません。
聞いたことない曲は弾かなくてもいい、知っている曲だけ弾いてたらいいよ、と思われるかもしれません。
でも世界には沢山の素晴らしい音楽が溢れています。
せっかくピアノを習うんだったら、いろんな曲に触れて沢山刺激を受けてほしいな~とさがみ先生は思います♪
私自身、楽譜が読めるようになった小学校高学年~中学生頃からは、知らない曲も弾けるようになっていきました。
楽譜をパラパラめくって見て「あ、これ弾けるかも?ちょっと弾いてみよう」「この曲はどんな曲かな?弾いてみよう」なんて遊んでみたり。
楽譜を読めるようになって、世界がぐ~んと広がりました。
今日は暴露話から、さがみ先生が「楽譜が読めるようになる」ことにこだわる理由を書きました。
もっと早くから楽譜が読めるようになっていたら、もっと楽しくピアノを習えたんじゃないかなって思います。
なので生徒さんには楽譜の読み方で苦労してほしくないんです。
当教室では、楽譜の読み方を楽しく学べるようにオリジナルグッズを使っていますよ♪
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