丹沢中津川ヤマメ発眼卵放流2021が行われました | チャリティイベント・サクラマス作戦会議

チャリティイベント・サクラマス作戦会議

チャリティイベント相模川サクラマス作戦会議が行われます。
今までのチャリティイベントからイベント名も会場も
一新して新たなスタートを応援して頂けると幸いです!

 

遂にこの日がやってきた、毎回の事ではあるが、今回も事前準備に追われ大忙しとなった

川自体の状況の悪さ、新しく導入した専用のバイバードボックスの対応などで四苦八苦でした

今シーズン、コロナの影響もあって釣りはあまりできなかった中津川でしたが、立派なヤマメも

キャッチされて、この川の可能性は、もっと伸ばせると確信した次第であります。

 

 

画像は新しく導入した専用のバイバードボックス、ある団体が海外から輸入しているのを

譲っていただいた優れものなんです。その他の使用する道具全て消毒しております。

イソジン消毒液に漬けて、消毒しております。

 

 

参加者で死卵の排除作業、3万粒の中から死卵を取り除かなければいけません、その他にも

発眼卵専用バイバードボックスの使用方法の説明をJFFの関係者の方が説明に来てくれて

参加者の多くが真剣に耳を傾けておりました。私は準備に追われ聞けず(仲間に動画撮影

してもらったので後日ゆっくりと聞かせて頂きます)

 

 

大きく二班に分かれて発眼卵埋設放流が始まりました、私は下流側の方に回り始動開始

過去二回ほど行っているので経験者も増えてきて、説明も以前ほど時間は必要なかったです

先週、川底洗いをした効果もあって川底が柔らかいです、そのおかげで埋設するペースも早く

なりました。

 

 

此方は虫かごを使ったバイバードボックス、年明けに確認するのに少しだけ使用しました。

発眼卵を紫外線に当てないように、紫外線カットの傘などを使用し発眼卵を埋めていきます。

中津川は幸運にも河原に多くの良質な礫があるので、仕上げに多くの礫を使う事が出来ました

 

 

発眼卵埋設放流が終わったエリアでは、協力の看板を設置しました。年明けの調査で撤去します

 

 

場所を移動して、次々と発眼卵埋設放流をしていきます。礫集めなど協力しながら手際よく

作業を進めていきます。この時は、あえて私は離れた場所から見守っていました。

私が口を出さず、他の方だけで最後までできるのか力量を見てみたかったのです。

経験を積んで来た甲斐もあって、無事に遠くから見守っていても大丈夫でした。

 

 

此方が直埋設の様子、9割は直埋設で1割が虫かごによる埋設となりました。一か所に100粒

~200粒ほど埋設したでしょうかね。無事に午前中で二班共に発眼卵上流側は完了しました。

 

 

お昼は持参と伝えておりましたが、朝から駆けつけてくれていた中津漁協の理事でもあり

丹沢のBIG BOSSでもあり、清川村ミートファクトリーのゴリさんがソーセージを振舞ってくれました

参加者のほころぶ笑顔、とても美味しい清川村ミートファクトリーソーセージは絶品でした。

相模用に持ってきたぜと激辛ブートジョロキア、キャロライナキーパーソーセージを食べさせられ

地獄の辛さを味わいました💦激辛王相模殺しでしたwww

 

清川村ミートファクトリーソーセージは清川村道の駅で購入可能、清川村イタリアンレストランの

四季では店内で食べる事が出来ます。

 

 

午後は、各支流に分かれて最後の発眼卵埋設放流をしました。やっぱり本流より支流の方が

水温も低いし水質も抜群でしたね。無事に3万粒の発眼卵を広範囲に埋設放流出来ました。

 

 

昨今では大型成魚放流ブームとなっておりますが、それぞれ川の事情はあるとは思います

漁協の経営事情もあると思います、しかしそれを繰り返し続けても川の未来図は見えて来ない

やはり川で育った魚、その川で生きた歴史が刻まれた風格ある大ヤマメに夢を浪漫を追い求め

たくはないでしょうか?我々は完全なるボランティアで活動し資金は全て善意による寄付です。

まず川を知る、川の状態を知る、そこから今できる最善の方法を模索しながら発眼卵埋設放流

を実地しております。ネイティブトラウトの本当の姿を中津川で沢山見れる日を夢見ております

そして、そこから中津川を母川とした回帰マス(サクラマス)などに発展してくれればと願っています

埋設放流後も責任をもって孵化、浮上、生息まで出来る限りの調査をいたします。

たとえ後退する事があったとしても前進あるのみ、これからも応援して頂けたら幸いです。

参加して頂いた皆さん、お疲れ様でした。

 

当日の動画です↑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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