丹沢に眠る戦闘機を掘り起こせ | いい釣夢気分!

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昭和19年11月27日
B-29(アメリカの戦略爆撃機)を迎撃するため、悪天候の中、厚木飛行場から
飛び立った爆撃機が帰ることはなかった時は昭和56年、丹沢山中で道を
間違え迷い込んだ地元猟師によって偶然発見されたと言われている

・戦後(戦中かもしれない)、日本軍が壁落した機体を回収にあたったのだが
エンジンは重く山の中を運ぶのを諦め慰霊碑として残していったという説がある。
実際にエンジンの下には土台がある色々な意味で丹沢の歴史の一部でもあり
いつまでも残しておきたいと思うのです。
 

 

丹沢山塊には第二次世界大戦中に壁落した戦闘機、米軍機の残骸が残されていると言う。
今回はその一つ、丹沢に眠る戦闘機の銀河または疾風のエンジンが土砂に
埋もれていると聞き放置すれば2度と目にする事がなくなると言う懸念から掘り起こす
決断をし、定期的に掘り起こしている。

今回も埋もれた戦闘機のエンジンを掘り起こすべく、単独ではなくツケさんにお願い

したら快く引き受けてくれた。二人なら心強い限りだ。

 

場所は盗難、悪戯を考慮して伏せさせていただきます。

 

埋もれたエンジンは丹沢山塊奥地にある・・・・・・・・

 


 

ツケさんとスコップを担いで現地に向かった、早速土砂が埋め尽くさないよう

考えながら、土砂が抜けるように掘り進めた。地面からはヤマビルが襲い掛かってくる

やつらは落ち葉の下や柔らかい土の中に隠れている💦 ヒル下がりのジョニーを

吹き付けて、足元はヒル除け万全だ。

 

 

エンジンを破損させないように慎重に掘り進めていく・・・・・・・・・・

2時間も掘っていると疲労もたまってくる、とにかく丹沢愛という思いだけで

掘り進めていた。

 

 

掘り進めて3時間過ぎたころ、納得のいくレベルに掘り進めることが出来た。

これならしばらくは埋まることはなさそうだ。手を合わせ、お清めと称して

エンジンに付着した泥などを落としてあげた。

 

 

旧日本陸軍四式戦闘機 誉(ハ45)18気筒35,800ccエンジン

1列目のシリンダーは数個が無くなっているものの2列目は9個全て残っている、

間違いなく誉だ。
零戦や隼に搭載されている『栄』発動機は2列×7気筒である。

誉は海軍陸上爆撃機の『銀河』陸軍四式戦闘機『疾風』、局地戦闘機『紫電改』
鑑上偵察機『彩雲』にも使用されていた大戦後期の発動機です。

中島飛行機社(現SUBARU)と空技廠共同開発の空冷星型発動機『誉』
 

 

丹沢を愛する気持ちだけで定期的に作業してます
エンジンを見かけた際は大切にして欲しいと願っております。

 

今回はツケさん、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

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