東丹沢渓畔林生物調査2021スタート | いい釣夢気分!

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今年もやって参りました丹沢調査(渓畔林、在来種ヤマメ他)2021年の一発目は東丹沢

この季節の調査は雪があると本当に辛いのです、過去には危険を顧みず凍った林道を

走り雪かきして駐車してラッセルしながら川に立ったこともあります。

しかし今年は雪が少ないので不安はなく、気温も凍るような温度ではなさそうなので安心です。

しかし今年のインターン生は4年生が多いため、今回でお別れするという学生もいて寂しい限り

せっかく仲良くなっても若者たちは次のステージへ旅立ってしまうのです。

彼らの明るい未来を信じて、私のようなおじさんは応援する事しかできませんね。

 

 

2021年最初という事で気合入れで朝食は、地元のゆでたろうで朝定食そばです

これで330円って安いでしょ、しかも茹で蕎麦じゃなく生蕎麦なんですよwww

 

 

長い長い林道を抜け到着した東丹沢の某沢、土砂撤去はだいぶ終わっているようだ

早速荷物を背負子にのせて川へと向かう、今回は県内の複数ある某水族館からお手伝いに

沢山来てくれているので賑やかな調査となった。

 

 

私は今年も魚類班として活動することになった(たまに流化物採取の昆虫班になることもある)

流石に冬を超えると落ち葉が多くて魚類の捕獲が大変である、誰かが川の中を歩けば

大量の落ち葉が網の中に吸い込まれ、重くて機敏に動きがとれない。

それでも越冬したヤマメが沢山捕獲できた。

 

 

産卵を終えたヤマメが複数捕獲できた、尾鰭は摩耗し小さな尾鰭ではあるが逆に逞しさを

感じるし、生命の神秘を感じる。こうして命を繋げていくヤマメを目の当たりにして丹沢の

ヤマメをこれからも次世代に残していける活動に携わっているという誇りを胸に頑張れる。

 

 

越冬した成魚ヤマメなども捕獲された、やはり錆びている体色が印象的で野性的とも思える

全てのヤマメの体重、尾差長、体長、食性調査(胃内容物)を行ったのだが越冬したヤマメ

なのに多くの餌を吐き出していたのが印象的だった。吐き出した餌は全て一尾ごとに

ホルマリン漬けにして保管している。

 

 

食性調査中のヤマメ、白いトレイに多くの虫を吐き出してくれた。季節柄かもしれないが

捕獲中に多くの虫が飛び回っているところを見ると春の訪れが来ているのと同時に山奥の

ヤマメ達も行動し始めて捕食しているようだ。

 

 

山奥の渓流は寒い、温かいカップ麺が美味しい。ランチを済ませてプロビルダーのスイムテストを

遠くから眺め楽しんだ。

 

 

ランチ後も和気藹々と調査を続け午前中と同じくデータを収集する、当日は気温も高かったせいか

すでに花粉が待っており目がしょぼしょぼして凄かった。帰りの車で眠くなってしまったのだwww

そして次回は今回の調査で山奥の天然ヤマメが命を繋ぎ新たな命を引き継いだヤマメ達を

紹介します。乞うご期待。

 

 

 

 

 

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