やばかったり和んだり スライド人種は多種多様 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

おとなげない大人は
変態だったり和やかだったりするスライドギタリストが大好きだ!
 
こんにちは。
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです

僕の好きなスライドギタリスト10人。
ここまで七人の素晴らしいギタリストを紹介しましたが、いよいよラスト三人。

ギター愛ストーリー その12

ベストテン最初の記事はこちらから

二つ目の記事はこちらから

僕の好きなスライドギタリスト10人
・フレッド・マクダウェル
・エルモア・ジェイムス
・仲井戸麗市
・ジョージ・ハリスン
・デビッド・リンドレイ
・日倉士歳朗
・愛染恭介
・ジェフ・ベック
・ケブ・モ
・ハウンドドッグ・テイラー

ここまででフレッド・マクダウェルから
愛染恭介まで紹介しました。
残る三人はまずこの方から!

ジェフ・ベック。
この方も、惜しくも昨年初頭に亡くなってしまいましたが。
ベックさんをスライドギタリストとしてあげると、え?そうだっけ??と思われる方も多いかも。
スライドに限らず彼はスーパーギタリストですからね。
でも、意外に弾いています、スライド。そしてスライドにおいてもジェフ・ベックの刻印が、バンと押された名演多し。例によって変態な音使いでグィーンとね。
彼の弾くギターは人間的な何かからは離れている気がします。
荒野に吹く強風とか、宇宙に渦巻くエネルギーの流れとか、そういうものに近い気がします。
ジェフ・ベックを僕が知った最初の一曲。そしてスライドもギュンギュンの「エル・ベッコ」のリンクを貼っておきますので、よかったら聴いてみてください。
ケブ・モ
この人、好きなんです。
今まで紹介した皆さんとは、この人だけ僕の中でのスタンスが違います。
今まで上げた人は「凶暴」だの「凄み」だの「繊細さ」だのを、スライド演奏の魅力としてお伝えしましたが、ケブ・モさんはちょっと違うかな。

大人の余裕。
そして楽しんで演奏している様が伝わってくる。
曲はブルースだし、結構鋭いプレイもあるのですが、僕にとっては「なごみの音楽」
和めて楽しい。気持ちが明るくなるブルースであり、スライド演奏ですね。
貴重です、こういう人。

ハウンドドッグ・テイラー
この人もヤバい系か(笑)
多分エルモアの影響とかも受けていると思うのですが、ヤヴァい。
何考えてるかわかんない系のヤバさかもしれない。

音数はかなり少ない。ミニマルなフレーズ作りをする時もある。
難しそうなことはあまりやらないけど、その音数少ないフレーズが鋭い。切り込んでくる。
今さっきあげたケブ・モさんとは対照的ですね。

音の佇まいといい、音数少ないフレーズで切り込んでくる様といい、僕の好みドンピシャ。
そして訳のわからなさ、突然ブチ切れる人的なヤバさ。

実生活でそういう人はご遠慮願いたいけれど、音楽の上でそういう人は最高です。

というわけで、僕の好きなスライドギタリスト10人、紹介終わりです。
お付き合いありがとうございます!

いやあ偏ってる(笑)
でも、自分がどういうものを好んでいるのかよくわかるな。
やばさ、凶暴さ、そしてメロディアス。
全部好きだし、きっと自分の中にもあるのでしょう。

スライド弾きのヤバさは、ヘビメタとかパンクの攻撃性とはまた種類が違うような気がします。
屈託があるというか、喉に小骨がひっかかっているというか。

またジェフ・ベックのように、弾くメロディ自体になんか訳のわからなさとか不気味さが滲み出てしまう人もすごいなと思います。
美メロなのに変態。
たまらんよな。

世の中にはまだ山ほど面白い音楽があります。

もっと出会いたいし、自分でもそんなやばくてかっこいいものを生み出せたら。
こうして振り返ることで、自分の行きたい方向性もより明確になったような気がする。

ふふふ、やりまっせ♪

相模の風THEめをと ライブ情報
🌈5月18日(土)  
立川いったい音楽まつり 17:25〜 無料ライブ
 損保ジャパン立川ビル前
 Beautifulステージ

🌈5月19日(日)
百合ヶ丘BCT永吉R R H
川崎市麻生区万福寺2-10-4
2000円+1Dr   18:00開演
出演 
クリスオペマット
相模の風THEめをと
愛バンド
ザ・ミズタマリス

この日はお店の名にふさわしく?!めをとロケンロー仕様で行きます。

🌈 6月23日 日曜 18時30分開演
町田タロー庵(うどん屋さん)にて
町田市原町田3-8-23

「狂熱の二世帯ライブ」
相模の風THEめをと しんごとひでこ
投げ銭+オーダー