今は空襲がないだけいいんだよ と母は言った | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

おとなげない大人が

終戦の日に一言。


こんにちは。

相模の風THEめをとのダンナ

いしはらとしひろです。


今日は終戦記念日。

なんといっても78年間、戦争をしないでこられたというのは凄いこと。

今日の平和に感謝です。


今日は老人ホームにいる母の面会、父の墓参り、そして近所の薬師池公園に蓮の花を見にと、盛りだくさんです。


母に会いにいくと、しょっちゅう聞く言葉があります。


「今は空襲がないだけいいんだよ」


母は今91歳。

横浜育ちなのですが、中学生の時に横浜大空襲に遭っています。

昭和20年5月。

その頃住んでいた宮元町(伊勢崎町の近く)は、もうバンバン爆弾が落ちたところ。ほぼ焼け野原だったそうです。


近所の人で亡くなってしまった方もあり。

そんな中、幸いにも母の一家は全員無事でした。


ただし家は全焼。


わずかに焼け残った家の方が炊き出しをしていて、家の前を通りかかった人におにぎりを振る舞っていたのに、すごく助けられたと言っていました。


その家の方だって、たまたま焼けなかったけれど、大変なことには変わりなかったと思います。

当時はお米だって配給制です。

おそらくは家の中にも、少ししかなかったお米を出して。


なけなしの中で炊き出しをした、その方に頭が下がります。


爆弾が落ちる中を逃げ惑い、なんとか生き延びた母。


そこでもし何かあったら、僕も生まれていないわけで。


だから、母の言う「空襲がないのが一番だよ」には、とてつもないリアリティがあります。


戦争や軍備に関していろいろな意見があることは承知していますが、こう言う体験をした人の息子です。


戦わずともうまくやる、そのやり方を考えようぜ。


学者さんの中には、こんなことを言う人もいます。

「戦争は人口調節にも役立っている」


ええ、数の増減だけ見たら、そう言う側面もあるでしょう。

ただ、間違いなく言えるのは。

そういうことを言う人は、自分が「調節される側」に入ることは、わかりやすく言えば「その戦争で自分が真っ先に死ぬかも」というのは全く想定していないということ。

自分が戦争で死ぬかも、という想像力があれば、なかなかそんなセリフは吐けないと思いますよ。


僕が戦争に関して、ガチで書くのは、毎年この時期だけ。

季節ものかよ?(笑)


いいんです、普段のほほんとしているので、年に一回くらいはね。


下の写真は、今日行った薬師池公園の蓮の花。

お釈迦さま由来の花ですからね。





ピース!


そして次回ライブは

8月26日 土曜

新百合ヶ丘BCT永吉RRH

18時開演 2000円+ドリンクオーダー

出演

シナモンファイブ

クリスヤマット

相模の風THEめをと

Red West


ロケンローな匂いのする出演メンバーなので、めをともビートの効いた仕様でいくかな♪


9月23日(祝)   18時45分開演

相模大野カフェツムリ

「キラキラ はっぴい空間♪〜幸せ倍増計画(ワンマンライブ)」


相模の風THEめをとwithきらきらみさこ

(カホン パーカッション)

手話パフォーマンス美和


幸せ倍増計画ですからね。

ええ、もう大量に振りまきます。


この日はみさこさんのパーカッションミニワークショップ付き。

リズムの楽しさを知ってもらって、沼にあなたを引き摺り込むのか?


場所はお馴染みの相模大野カフェツムリ!パスタにオムライス、ご飯も美味しい。


最高にハッピーな夜を一緒に作りましょ♪

予約受付中!15名様限定です。