ご立派な名目より 友達に会いに行く | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

おとなげない大人が
東北を好きになるまで。

相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。


東日本大震災や、東北応援行商ライブをすることで、少しずつ東北と縁が深まってきためをと。

最初はやはり、支援をとか、少しでも役立ちたい、という気持ちが大きかった。
まあ、震災から間もない頃はそういうものだと思います。

でも2年くらい経つと、気持ちが変わってしました。

何度か訪れるうちに、知り合いが、そしてもう一歩踏み込んで、友達が増えてきたのです。

支援が〜、と 力む気持ちより あいつに会いたいな、とか あの歌を聴きに行きたいな、とか。

そちらの方が強くなってきたのです。

最初は大変な思いをしている、でも顔の見えない誰かのためでした。

そのあたりから、顔がわかるあいつに会いたい。
そしてあいつの住んでいる界隈が大変なことになっちゃったから、それが少しでも早く良くなるように、できることを無理せず。

細く長くで良いから続けていこう。

そんなふうに自分が変わっていきました。

もう少し時間が経つと、東北を応援する、とか、商品や土地のことを紹介する、も全部自分のためにやっているんだな、と思うようになりました。

自己満足、というのももちろんありますが、やっていて楽しいから。

楽しいから。

これ大事です。
多分義侠心みたいなものだけだったら、続いていないと思います。

知り合いや友達ができて、彼らに会いに行くのが楽しいから。

東北応援行商ライブを開催すること自体が楽しいから。

もちろん今だって大変な思いを、している方はいらっしゃいます。

でも僕は、そういう人と一緒に泣く、(それも必要な時はあるし、大事な時もあります)というのは、どうにも合わない。

自分が楽しみ、楽しいことに一人でも多くの方を巻き込む。

そうしたら、また東北のことがもっと好きになっていきました。

こちらの写真は僕の大好きな 南相馬市小高区の 小高神社の境内の森。
光が素晴らしいでしょう?



そろそろ次あたりで、アイスまんじゅうにたどり着くかな〜(笑)