よろこびを共に創る!
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。
【ギターを弾かずに上手くなる
その4 体を緩める】
緩める、は
ステージ前の緊張に効く!
さあ、佳境に入ってきました。
ギターを、楽器を上達させるには 楽器練習や楽曲練習だけじゃない。
楽器を持たずにやれることもたくさんあります。
今日は体のこと。
緩める。
前々回 その2では 力を抜いて音を出してみよう、まず小さな音で綺麗な音を出してみよう という話をしましたが、今回はそれに関連して。
楽器を扱う人間の体の方の話です。
ステージ前の緊張で、体がガチガチになって演奏や歌が上手くいかなかった。
そういう経験がある方、多いのではないでしょうか?
また、普段の練習でも、なぜか腕に、肩に、力が入ってしまって特定のフレーズが弾けない、とか、妙に音色が悪いとか。
そういうこともあるかと思います。
これ、弾く人の方の体に力が入りすぎて、体の動きが、あるいは筋肉が硬くなってしまうことで起こります。
ならば緩めれば良い。
柔らかくすれば良い。
こうして書くと簡単ですね(笑)
ちなみに僕も体は硬い方です。
でも、ほぼ毎日ストレッチはやっています。やっててその硬さか?という声もあるかもしれませんが(笑)
ほっとけ(大笑)
体操選手みたいに柔らかくする必要は、ありません。
でも演奏や歌をスムーズにする程度に緩めるのは、簡単にできます。
今回はステージ前の緊張に、焦点を当てましょうか。
ステージ前の緊張には、心理的な要素が大きいと思います。
おそらく一番大きいのは、「上手くやれるかなあ、自分」という気持ちでしょう。失敗したらどうしよう?ということですね。
失敗を防ぐ特効薬は練習量なのですが、今、ステージ直前で緊張している人にそれを言っても仕方ない。
「わたしは素晴らしい音楽そのものです」と3回ほど、小声でいいので自分に言い聞かせてください。
いわゆる自己暗示ですが、これは結構効きます。心と体は繋がっていますし、言葉に込められた言霊の力も偉大です。
自分を信じる。
そして体の方からも。
両手を前に出して、そうですね、手首から先くらいを、軽くぶらんぶらんさせます。そうですね、30秒から1分くらい。
次は腕全体をぶらんぶらんさせます同じく30秒くらい。
この時、次の言葉を口に出しながらやってくださいね。小声でもいいですから。
「わたしはゆるみます」って。
人が周りにいて、ちょっと恥ずかしい!なんて時はもちろん心の中でも構いません。
でも、声に出した方がより効果的です。
そこにプラスしてもう一つ。
足の屈伸運動を10回くらい。
別に鍛えようとしてやるわけではないですから、ゆるーくでいいです。
これも「ゆるみます」付きで。
心と体は繋がっています。
ゆるみます、と自分に伝えるだけで、相当緊張がほぐれますから。
また、手をぶらぶらだの、屈伸だのは、具体的に体を動かして肩などを緩める効果のほか、肩や頭に集まっている血液を分散させる効果もあります。
いらん心配でパンパンな時は、脳みそもパンパンですから。
また、手や足の運動に集中することで無心とまではいかなくても、心も緩和させる効果もあります。
こんなことで効くの?
少なくとも自分の経験上は効きました。
また、何人かの友達や仲間にも伝えたことがありますが、みなさんそれなりの効果はあったようです。
まあ最近は歳のせいか(笑)面の皮も厚くなったので、アガるということもほぼないのですが。
このやり方、ステージの緊張だけではなく、日常の練習でも もちろん使えます。
ギターを(楽器を)弾いていて、ちょっと体が硬いなとか、指や腕の動きが悪いな、と思ったら一度やってみてください。
だいぶ状態が変わると思います。
お役に立てたら幸いです。
僕もより良い演奏を目指して!
いつもありがとうございます。