よろこび製造所へようこそ!
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。
タケルさん、こんにちは~。
(恐る恐る)
「なんじゃ、カボチャ頭。
ワシはもう忘れ去られたのかと思って
このところずっと昼寝をしておったわ」
まぁそう言わずに。
すいませんでした。
仕事だライブだラジオ出演で
忙しくて(もごもご)
でもウチの神棚に
祀っているので許してください。
毎朝 タケルさんには
ご挨拶しているので。
いつも僕らを、
見守ってくださっている大好きな神様
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
13日ぶりの記事です。
ご無沙汰してしまいましたぁ。
「まぁ、忙しいことは良いことだがな。
お前のようなやつは
暇を持て余すと ろくなことないから」
ろくなことがない!?
でも確かに。
ところで今日は
久々にタケルさんのことを
伺いたいのですが。
「何でも訊きなさい。
助さんもききなさい」
なんか懐かしの水戸黄門、
混じってますけど。
僕が初めて タケルさんと会った
横須賀の走水神社を始め
神奈川や東京、
昔風に言えば
相模国や武蔵国、安房国などにも
タケルさんの足跡や
神社が大変多いですよね。
僕の住む神奈川県だと
杉山神社という
鶴見川沿いに多くある神社の
いくつかでもご祭神として
祀られていますし。
でも、元々は大和がご出身ですし、
熊襲の討伐から出雲、
そして東国討伐ということで
東海道を経て、相模、武蔵
安房や常陸と
関東にも足跡や伝説が大変多いです。
そこから東北まで行かれた
という話もあります。
第12代景行天皇の息子である、
ということを考えると
相当な昔。
道路も交通機関も未発達。
そんな中での
この移動距離と活躍ぶりは
人間離れしたすごみがありますよね。
「ああ。
まぁ人間離れしてる、
と思われるくらいじゃから
神になったのかの」
なんだか、のんきに答えるタケルさん。
タケルさん、
あの時代にしては
考えられないくらいの行動範囲の広さと
行動パターンや性格の変化。
そういうところから、
タケルさんは一人ではなかった、
あの時代の英雄たち何人かの
行跡や人格を混ぜて作った
物語上の人物なのでは?
なんて言う説もあるのですが。
「ほう、ワシが何人もいたと」
そうですね。
まぁ何人かのエピソードや行跡を
「ヤマトタケル」という名の下に
集めてしまったというか。
歴史学者なんかでも、
そういう説を唱える人はいるようですし。
「ふうん。
それで、いしはらよ、
お前はどうなんだ?」
えっ?僕ですか?
うーん、少なくとも
僕とこうやって脳内対話をしている
タケルさんは一人ですね。
いつもおなじイメージですよ。
僕に向かって言うことも
タケルさんならでは、
の芯が通っていますし。
「なら、それでいいではないか」
でも確かに、
古事記なんかを読んでも
前半のお兄さんを殺してしまったり、
熊襲タケルを
やっつけるところなんかと、
後半の東征終盤から、
お亡くなりになるあたりは
ちょっと性格が違っているのかなぁ?
と思うところもあります。
「人は成長ってやつを
することがあるだろ?
人との関わりや
大変なことを乗り越えることで
変わったりするじゃろ?」
ええ。
でもタケルさんは
結構危なっかしい、というか
時々軽はずみに
思えることもありますけど。
「神に向かって
軽はずみとは良い度胸だ」
いや、だってこれはタケルさんが
人間だった頃の話ですし。
亡くなるちょっと前にだって
伊吹山で、山の神である、
白いイノシシに向かって
「ふふん、素手でもやっつけられる」とか
言ってしまって。
それで神の怒りを買って、
結局それがあなたの死に
つながってしまうのでは
そんなこと、言挙げしたら
そりゃあまずいよなぁ、って思います。
「ああ、あれな。
もうあの時は死んでもいいかな、
と思っておったのじゃ」
え??
「日本を西から東へ駆けずり回って
色々な戦をして。
普通の民では味わえぬような
思いもたくさんして。
でも、最愛の弟橘媛はもういないし、
大和に戻ったところで
ワシを好いておらん
父上のそばで暮らすのも
興がそそられなかったし」
で、でも。
自殺って訳ではないですよね?
「もちろんそうじゃ。
だが、たくさんの戦いを経て
たくさんの経験を積んで
『もうこの辺で』と
思ったことは何度かあるな」
なんと!
「それにお前
さっき 軽はずみなところがある、
と エラそうなことを抜かしおったが
そういう意味では
ワシは一生
軽はずみなことが多かったよ。
だが、おなじ世を生きた誰よりも
多くの決断をして、道を開いてきた。
ついでに神社もたくさん開いた。
そういう風に捉えれば
一貫しておるじゃろ?
ヤマトタケルはワシ一人じゃ。
人間時代もな」
このところ、
ちょっと軽いキャラになっていた
タケルさんが、
今日は雄々しく見える。
そして神様に向かって言うのはなんだが、
神々しい光を放っている。
「今こそ、ワシの出番かもな。
この日の本で道に迷っている民が多い。
道を開く、というのを
見せてやらんとなぁ。
そしてお前らが、一人一人
自分に合った道を
開いていけるようにな。
後押しはしてやるから」
うわあ。
凄い迫力。
恐れ入りました。
軽はずみ、なんて言ってしまったけれど、
やはりとんでもなく強い神様。
迷うのは人ならば仕方ないけれど、
自分で道を開いてこそ。
ここからもよろしくお願いします。
タケルさん!
「おお。
まぁ、ワシのいる神社に来てくれれば
色々と相談に乗ったり
運の後押ししてやるから。
じゃあ、またな」
そして
最後まで読んでくださった あなた。
ありがとうございます。
さすらいのタケルさん その28はこちら
さすらいのタケルさん その26はこちら
※註 この文における
わたくし いしはらと
日本武尊の会話は
すべて いしはらの
脳内で行われているものです。
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