エネルギーが少し見えた~さすらいのタケルさん その5 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

よろこび製造所へようこそ!
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。

エネルギーが少し見えた

   ~さすらいのタケルさん その5

タケルさん、こんばんは。
「おばんどす」
ふぇ?
なんで京都弁なの?
「ワシは元々は関西出身だぞ。
京都弁だって使ってよかろう」

そうですね。

日本武尊は

天皇の息子さんですから。


「ワシは土日休みなのかのぅ」
あ、すいません、すいません。
土日と連続でライブがあって
ちょっと書く暇がなかったんです。
まぁ、週4日くらいの
登場と言うことでいかがですか?
「まぁ、よかろう」

いしはらはミュージシャンなので、
ライブコンサートも
月のウチ数回あるのですよ。

昨日、おとといと
ステージに臨むに当たって、
ちょっと新しい試みをしました。
「ほう、なにをしたのじゃ」
ステージに音のエネルギーを
据えてみたんです。

「ほう、これまたあやしいことを。
お前最近 スピ系の本とか読み過ぎて
ちょいとおかしくなったのでは」
し、失礼な。

ミュージシャンたるもの、
その日のステージで
できうる限りの
最高の歌、演奏を届けたい
と思っています。
うまい下手にかかわらず
みんなそう思っていることでしょう。

もちろん練習、リハーサルの類いは
たくさんします。
技術は磨かないと
精度がすぐ落ちますから。

技術は絶対に大事。

でも、音楽のように
神様ごとに近い芸術は
そのときの心や体のありようも
ライブのできに
大きく影響を及ぼします。

土曜日のステージは
その二日くらい前から
具体的な練習とは別に
イメージトレーニングをしました。

ステージの僕とかみさんの間に
音楽エネルギーの塊、というか
炎のようなものが
ふわっと立っていて
演奏している僕やかみさんは
そのエネルギーと常につながっていて、
そしてまた
音楽エネルギーは
常に会場を循環していて
どんどん大きさを増していく。

そのエネルギーに乗っかって
僕らは演奏している。

演奏すること、歌うことによって
さらにエネルギーは
強くなり
会場全体が
音楽の幸せそのものとなる。

「ほほお、でっかく思い描いたな」
ええ、今までやったこと
ないことだったんで、
事前イメージくらいは
大きくと思いました。

「それで、当日の歌会はどうだったのだ」
歌会……
いいっすね。

ええ、お陰様で歌会、
とてもいい雰囲気でできましたよ。
お客様もよろこんで
くださったと思います。

二日間とも会場に入ったらすぐに
(日曜の方は野外でしたが)
会場にいらっしゃる
神様に挨拶をしました。

 

それから

日本武尊はじめ

僕にとって縁深い神様を

会場にお招きしました。


相模の風THEめをと
ここで歌わせていただきます。
この会場にいる人を
音楽の素晴らしいエネルギーで
満たします。
幸せにしますって。


「結構重たい歌も
歌っているくせに?」
いいじゃないですかぁ、
歌の重い軽いとは

関係ないっす。

ステージに入って
セッティングをしているときから
エネルギーの柱というか、
炎というか
とにかく僕のイメージする
エネルギー体を
ステージの真ん中におきます。
歌い始める頃には
勢いがついています。

そしてイメージトレーニングした通りに
歌うことでエネルギーを
回していきます。

多分それができていたような気がする。
少なくとも歌っているときの集中度は
最近の数回のライブよりも
高いレベルにあった。

歌い終えたとき
すごく気分が良かったし、
歌の肝の部分では
音の塊が
お客様の方に飛んでいった。

少なくとも自分自身にとって
佳いやり方だったようですよ、
タケルさん。

「お前音楽をやり始めて
何年くらいになる」
えーっと、30年くらいですかね。
「おせーよ、気づくのが」
あの、タケルさん
いきなり
今時の言葉になりましたけど。
「あー、おっほん」
だって
今まで気がつかなかったんですから。
しょうがないですよ。
「ワシがこの10年は
ついていてやったにもかかわらず」

だったら教えてくれたっていいのにぃ。

まぁ、僕は何事も気づくのが遅い。
そして自分で実感しないと
なかなか前に進めないタチでもある。

日曜のステージでは
かみさんに
イメージトレーニングのことを伝え、
二人してステージに
エネルギーの柱を立てました。

日曜も笑顔の輪を作れました。

 

「二日間とも

会場に呼んでくれて

ありがとう。

町中で音楽に親しむのも

よいものじゃな」

ええ、楽しんでいただけたら

僕も嬉しいです。

「そして、お前のとったやり方は

結構いいと思うぞ」
そうなんですか。
「だって音楽は
神のエネルギーそのものと
言ってもいいくらいだもの。

お前のやり方は

手法は違えど

考え方としては

神事とさほど離れていない」

そうでしたか。

嬉しいです。

「それを意識して
ステージの真ん中に
立てる、というのは
理にかなっておるよ。
そこからエネルギーを回して
みんなが触れる、というか
巻き込まれるというか。

お前もやっと
エネルギーと音楽の
関係に気づいたのだから
ここからまた、

面白いことが起きてくるぞ」

そうなんですか、タケルさん。
「ワシは神じゃ、信じなさい」

その安っぽい言い方、
相当うさんくさいんですけど。
「く、くさいとはなんじゃ」
いや、あのだから。
胡散臭いって言ったんですけど。

まぁいいや。
神様ご推奨。
ステージにエネルギーを

立てるのは良い。

だそうです。
次のステージもやってみようっと。

ありがとうございます!
タケルさん。

というわけで
タケルさんとの会話
まだまだ続きます。

 

さすらいのタケルさん その6はこちら

読んでくださった皆様、
ありがとうございます。

※註 この文における
わたくし いしはらと
日本武尊の会話は
すべて いしはらの
脳内で行われているものです。



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