レレレのおじさんが憑依~東北応援行商ライブレポ 2 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

【レレレのおじさんが憑依~東北応援行商ライブ レポ 2】

 

さてさて11月13日の東北応援行商ライブ、めをとの音楽の方は。

第一部

1. 希望のひまわりは旅をする

2. 脱力

3. ずる休み

4. はなうた

5. からっぽになったその日から

6. 帰れない

7. K.K.

8. 僕の町のティラノサウルス

9. 残り全部バケーション(手話歌 美和 参加)

10. 未来のボクたちへ (手話歌 美和 参加)

11. おとなげない大人 (手話歌 美和 参加)

 

第二部 唄語り「レレレのおじさんの向こう側」

1. 天才バカボンのテーマ

2. 無限循環

3. しぶといぜ

4. ハレルヤ(泉谷しげるカバー)

5. 見たことのない夢

6. 青と青

アンコール

  これは夢じゃない (手話歌 美和 参加)

 

 

自作を自分で語る、というのは野暮を承知の上で。

今回の唄語り『レレレのおじさんの向こう側』について少し。

唄語り、というのは歌と物語の朗読をリンクさせて、交互に聴かせる、という相模の風THEめをとのライブスタイルです。

 

先月FB等SNSの記事で「町を掃き掃除するおじいさんはえらい!」というようなことを書きました。で、その象徴として『レレレのおじさん』のことを少し書いたのです。

その時点ではワンマンライブで唄語りをやろう、というのは決めていましたけれど、テキストは一行も書けていない状態でした。

その文を書いて2,3日、レレレのおじさんのことがずっと頭の隅に引っかかっていました。

レレレのおじさんが「ワシのことを書いてほしいのだ。それがいいのだ」と、なぜかバカボンのパパのような口調で僕に迫るのです。

レレレのおじさんが2011年の福島沿岸部に現れる、という設定をしたときに、レレレのおじさんが僕に憑依しました。勝手に筆が進んでいく感じ。いや、実際にはパソコンのキーボードをパタパタ打っていたのだけれど。

歌や物語を作っていて、たまにこういうことがあります。

きっと本職の小説家はそういう境地に、もっと自在に入っていけるのだろうなぁ。

 

あのお話をどう受け止めていただけたかは、もちろんお客様次第なのですが、レレレのおじさんが僕の手を借りて作った物語と思っていただければ嬉しいです。

 

震災で亡くなった方への鎮魂、などと言うのは、僕ごときが口にするのはおこがましいのですが、この物語には震災から5年半たってやっと僕が向き合える「顔は知らないけれど僕にとってもおそらく大切であろう死者」に向かっての、捧げもの、であります。

 

聞いてくださった皆様、ありがとうございます。

かみさんの「お出かけですか、レレレのレ~。」は強烈でしたね。

家の中でも、まぁあんな感じです。

レレレのレ~が日曜以降、脳内ループしている方もいらっしゃる模様。

日常生活に支障が出たとしても、責任は負いません(笑)。

 

ここからもめをと、いろいろな歌と物語を作っていきますよ。

一緒に楽しんでいただけたら最高にうれしいです。

 

あらためてありがとうございました!

 

なお、かみさんの方からは行商の売上及び寄付先の発表がありました。

明日にでも、僕の方からも発表させていただきます。

 

今週末は福島浜通りでライブ。

来週末は 刺さる歌のやのゆりこと南林間LaStanzaでライブ。

まだまだがっつり行きますよ~。

 

相模の風THEめをと ライブ予定

11月19日(土)

福島県南相馬市小高区 双葉屋旅館 2階大広間

『鳥取県中部地震被災地応援ライブ』

18時より 投げ銭 飲食持込みOK

相模の風THEめをと hacto

ソン・ユ Yukari Roja

 

11月20日(日) 相馬市報徳庵

11時より 飲食をオーダーしてください

相模の風THEめをと hacto

ソン・ユ Yukari Roja

 

「ハーヴェスト」

11月26日(土) 

南林間 娯楽酒家LaStanza

大和市南林間 1-10-17 1F

電話:046-277-7322

小田急線南林間駅下車 徒歩3分

地図はこちら→http://www.anythinq.net/La_stanza/about.html

2000円+1ドリンク

前日までに 会場、または出演者に予約の方には おつまみが一品つきます。

 

出演 やのゆりこ 相模の風THEめをと

 

よそでは見られない熱い夜になりそう。

一緒に楽しみましょう。