渡辺みやこワンマンライブ 「水鏡」を見た | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

二日連続でいいもの見ちゃいました。
まずは昨日の夜。
渡辺みやこワンマンライブ「水鏡」。

見ごたえありました。よかったです。
二部構成で 一部はおなじみの曲を中心にギターのぶんさんと二人で。
こちらは安定の実力発揮。

そして第二部はセクシー衣装に身を包んだ渡辺みやこ。
バンド編成。
「水鏡」というタイトルのもとに、物語と歌が絡みながら進行するスタイル。
白雪姫の継母の立場から物語を紡ぐという設定。渡辺みやこらしい。
黒のセクシー衣装も魔女、というコンセプトのもとに決めたらしい。
しかし、美人なのに、パッと見、確かにセクシーなのに、笑いを呼んでしまうのはなぜ?これも人徳か。

二部の方はほとんど新曲だった様子。
昭和歌謡テイストのある曲から、プログレッシブな曲まで色とりどり。

彼女のステージに接したことのある人ならわかるだろうけれど、彼女のステージトークはおもしろい。でも歌世界はへヴィかつ悲しみを歌ったものがほとんど。一貫しているし徹底している。

第二部の、物語をステージ化した曲や演奏には、そのヘヴィな悲しみとエンターテインメント性が同居していたように思う。
それはなかなかできないこと。

ギターを持たずに立って、ステップを踏みながら歌うみやこさんに、新鮮さとともに微妙に笑ってしまった僕を許してください。

彼女の、おそらくはもともと持っているであろう、物語る力=戯作者性といってもいいかもしれないけれど、その世界に引きずり込まれる、というのは 幸せな時間であります。堪能しました。

最後にスクリーンにテロップが出てきて「これからも歌っていきます」という文字が出た。歌い手なら当たり前のことかもしれないけれど、でも、その気概にもちょっと感動したなぁ。

こういう仕掛けもあるような大きなライブをやる時って、歌っている側、演ずる側はそのためにすべてを使い果たしているものです。余裕もたぶんない。その使い果たしたであろうすぐ後に、そういう言葉を聞くと、なんだかうれしくなる。

渡辺みやこさん、お疲れ様でした。

そしてめをと、明日は!!
☆11月29日(日)ナカノステレオ
http://nakanostereo.com/sp/
出演:相模の風THEめをと/井辺司/佐藤一貴&塩田健四郎
19:00 OPEN/19:30 START/¥1500- +DRINK
そして!
行商スペシャル食べちゃう編♪
☆12月13日(日)幡ヶ谷36°5
「東北応援行商ライブ 13回」食べちゃう編
シモムラソウシx相模の風THEめをと