レコーディング振り返り日記 アコギの音色 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

12月3日に「レコーディング振り返り日記 その1」を書いてからあっという間に一ヶ月以上、経ってしもうた。

前回の日記→http://ameblo.jp/sagaminokaze/entry-11717083532.html

今回はアコースティックギターの音、音色にかなりこだわりました。
それは今世間に出回っているCDに納められている アコースティックギターの音に不満を持っていたからです。
よっしゃ、この世の中にまだ存在しないようなアコギの音を録ってやる、作ってやる。
これくらいの気持ちで臨みました。

レコーディングにおける音というのは、虚構だ、と思っています。
生でどんなにいい音で鳴っていても、それをその通りに100%録音、再現する、と言うことはできません。
現在の機材の限界。
いや、マイクにしろ、レコーダーにしろ、録音ソフトにしろ、日進月歩で進化しています。今の機材はものすごく優秀。
でも、原音の響き、にはまだ遠いのが現状。
生に近づける、と言うのもなかなか、なかなか。

録音物における音、というのは、僕は音作りをする人の主観で決まる、と思っています。
実際に鳴っている音、ではなく、音作りの主役が(この場合ミュージシャン本人だったり、エンジニアだったりプロデューサーだったり)どんな音を理想の音をイメージしているか、で決まるのです。

えらそーに言ってしまいますが、僕が録音したアコースティックギターの音は、現実の僕のギターの生音よりもいい音しています。
僕の頭の中で鳴っている「ファンタジーワールドのギターの音」をしっかり再生しているからです。

原音のいい音の再生、ではなく、僕の頭の中にのみ存在するかっこいいギターの音。
これをいかに録音という状態で捉えるか。ここにエネルギーを注ぎました。

このアコギの音、じっくり聞いて欲しいな。
手間暇と試行錯誤の結果です。

シャッター商店街 試聴

CD 希望のひまわりは旅をする 相模の風THEめをと
2014年1月1日発売 1500円 6曲入り

iTunes 楽曲ダウンロード(試聴もできます)
https://itunes.apple.com/jp/album/xi-wangnohimawariha-luwosuru/id768510309

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