来年の元日発売を見据えて、今、色々とお知らせ活動にいそしんでいるところです。
別に苦労話をしたいわけではないですが、ただ、リアルタイムでレコーディングが進んでいるとき、言ってしまえばレコーディングに苦しんでいる時期、とても細かいことを書く気になれませんでした。と言うか、書けなかった。冷静に振り返って分析したりする、精神的余裕が皆無だったからです。
やっと余裕ができたので、まぁ、オモシロイはなしや、僕らの想い。音楽諸々の話しやレコーディングオタク話も交え、何回かに分けて振り返ってみたいと思うのです。
おつきあい下さいませ。
去年の9月10日頃に始めたレコーディング。
CDがプレス工場から帰ってきて、製品としてのCDとご対面した日までを制作期間とするならば一年と二ヶ月、プラス半月。
なぜ、そんなに時間がかかったのか?
始まりはここです。
昨年の3月に出したCD「ありがとう そしてここから」お陰様でたくさんの方に聴いていただきました。色々な方から、感想も伺いました。その中で強く印象に残っていたのが、良く我々のライブを見に来てくださるOさんの言葉。
「あのCDいいんだけどさぁ、普段のめをとのライブと違って、色々な楽器の音が入っているじゃない。二人だけのライブの感じの音で聴きたいなぁ。」
実はこれ、僕もよく思っていたことだったのです。
自分が今まで創ってきたCD。ほぼ全部、色々な楽器をオーバーダビングして、重ねて作っています。
実際の演奏スタイルはギター一本なのに、CDではバンドスタイル、あるいはたくさんの音を重ねて聴かせるスタイル。
もちろん理由はありました。「僕の頭の中でなっている、完成形のアレンジで聴いてもらいたい。」
仲間のミュージシャンのCDなどを買っても、よく思うことではありました。
「普段のライブと違うスタイルで聴くと、ちょっと違和感あるよなぁ。」
あるいは「この曲はギター一本(あるいはピアノ一つ)に歌だけの方が絶対良いのに。」
今回は、そんな言葉がきっかけで、極力、普段のライブに近いものを録音物として創ろう、と思いました。
ギター二本と声二つ。加えるとしてもライブでも使っている、パーカッション類を少々。
音を重ねることはありだとしても、極力ライブに近いものに。
オーバープロデュースしない。
そう思って始めたのです、録音を。
まさか一年二ヶ月も引っ張るとは想いもせずに。
その2へ続く
上で書いたことがちゃんと実践されているのか??
収録曲 「脱力」1曲まるまる試聴出来ます!
相模の風THEめをと New Album 「希望のひまわりは旅をする」
2014年1月1日発売
全国CDショップ Amazon他ネットショップ で予約可能です。
2013年12月25日
iTunes 着うた 先行配信開始
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希望のひまわりは旅をする/相模の風レコード
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