ミキシング作業に本格的に入ると、いつも日記が書けなくなる。
たまにつぶやいていたけれど。
今、相模の風THEめをとの初CDミニアルバムを作っています。
「ありがとう そしてここから」というタイトルです。
3月18日にレコ発ライブを渋谷のモンキーフォレストという、ライブカフェでやりますので、
是非、遊びに来て下さいね。
ミキシング、というのを簡単に説明すると。
今のレコーディングというのは、歌とかギターとかの各パートを、
ばらばらに録っていくことがほとんどです。
そのままでは普通のCDプレイヤーでは再生できません。
別々に録った歌やバックの演奏を、音量や音質を調整しながら、
普通のCDプレイヤーなどで聴けるような形の、ステレオミックスを作っていく作業です。
今その最後の仕上げ、「ミキシング」の最終コーナーを曲がったところです。
はぁはぁ。
このミキシングという作業。
ものすごく神経を使います。
昔はこの作業に入ると、それこそ、見境が着かなくなり、徹夜は平気でするは、人にはあたるは、
で無茶苦茶でした。
かみさんなどは「あなたはミキシングに入ると人でなくなるから」と言って、近づいてくれませんでした。ははは。
今回はそういう意味では、神経は使いましたが、人でなしにはならずに済みました。
比較的さくさくと進みました。いいことだ。
昨日くらいかな、軽くはまりかけたのは。
やっと、先が見えるところまで来ました。
でも、さすがに日記などを書く余裕はなかったなぁ。
今回のアルバムは5曲収録。プラス、そのうちの2曲を別バージョン・別ミックスしたものも収録します。
オリジナルテイク5曲＋REMIX2曲 という形です。
REMIXは去年の僕のワンマンライブでも競演した、DJ Gaku。
彼とは今年も色々とからんでいく予定です。
今日、オリジナルテイク分の5曲の、ミックスを終えることが出来ました。
あとはREMIXバージョンの最終仕上げをすればOKかな。
1曲に1日ずつかけたとして、あと2日。
マスタリング（ミキシング済みのモノの最終調整）に出すための、プリマスタリングという作業に3時間。
来週の金曜、20日にマスタリングスタジオに持って行ってマスタリングをしてもらえば、完成です。
マスタリングは最終的な音の出口＆完成させるための必須の作業。
ミキシングで、もう自分の耳は凝り固まっているので、外部のプロにいつも任せることにしています。
いつもお願いしているマスタリングスタジオは、機材もソフトも僕では買えない＆使えないようなものばかり。
そこでいつも一緒にやっている信頼できるエンジニアと一緒に、最終調整をします。
違う人に聴いてもらうと、自分では気づかないような部分を指摘されたり、
僕では考えつかないような、プロのやり方で補正をしてくれたり。
それなりの金額はかかりますが、やはり音の最終仕上げはいいスタジオでやりたい。
自分で言ってしまいますが、今回の出来は、今まで自分が手がけた録音作品の中では最高。
10年経っても古くならない自信があります。
今の世の中、CDが売れないって言うけれど、
そしてその原因は不景気のせいだ、いやダウンロードが主流になりつつあるから、
と、色々言われていますが、そしてそのどれもが外れではないのだろうけれど、
でも、いちばんの原因は「曲がつまらない」ことだと思っています。
へへへ。やるで、ワシら。
そんなわけで、あと一週間で人間復帰できますが
その前に一つ。
相模の風THEめをとでの 今年初ライブ。
あさって1月17日（火）。
下北沢MOSAICにてライブです。
18時半開演 前売り1800円 当日2000円
対バンには去年色々お世話になった、小林未郁さんもいますよ。
めをとは5番目 20時半頃~の出演予定です。
ミキシングに集中しつつ、もちろんライブへのリハもばっちりです。
今年は既に色々なところでのライブも決まり（順次発表していきます）、
良い波に乗れる予感。
がんがん走ります。
一緒に楽しい世の中を作っていきましょう！