9/19 能登で一番古い禅修行場_豊財院(ぶざいいん)へ行って来ました。

瑩山紹瑾が能登で最初に開山した古寺。境内は広くないが宝物殿に馬頭、十一面、聖の重要文化財である3観音を安置しており、参詣者も多い。

 

 

鎌倉時代、瑩山紹謹禅師が草庵を結び、能登初の禅風をもたらしたのが豊財院の始まり。

伝説では瑩山禅師が当庵より白狐に導かれ、永光寺を開創したといわれています。 

兵乱などにより荒廃した時期もありましたが、江戸時代に大般若経を血染めで書き写した11世月澗和尚の時に再興されました。

大正年間(1912 ~1926)に火災により堂宇を焼失しますが、その後再建され現在に至っています。

 

 

 

平安中期作の木造聖観世音菩薩立像・馬頭観世音菩薩立像・十一面観世音菩薩立像は国指定重要文化財になっています。

 歴代住職やその弟子たち7人の血染めで書写した血書大般若経や、愛憎物語の残る釣鐘は羽咋市指定文化財です。

 

 

 

 

 

 

木造観音立像(重要文化財)

 

 

門の中央にに鐘が吊るされています。

 

 

スズメバチが飛んできました。

 

 

 

 

「峨山道」は、全国に15,000余の寺院と800万人の檀信徒を有する曹洞宗の礎を築かれた總持寺二祖「峨山韶碩(がさんじょうせき)禅師」が、両寺院の朝課に通われたと伝わる13里(53km)の道程で、そのご遺徳から「峨山道」と称され禅師没後650年の今もなお愛されている古道です。
また、コース全体が、豊かな自然と農村の原風景である“世界農業遺産”の里山です。なだらかな稜線の山々と、「能登はやさしや土までも」と語り継がれる優しい風土と人々が、皆様をお迎えしてくれることと思います。

 

振り返ってみると、住職が見送ってくれていました。

 

 

 

 

この後は、永光寺へと行きました。

 

ご覧頂きまして有難うございます。

 

       m(_ _)m/