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佐上邦久と長崎散策

佐上邦久、生まれも育ちも長崎県。
他県に出たことはないんですが、地元長崎を愛しています。
もっと長崎を知ってもらいたいと、このブログを立ち上げました!
仕事の関係で、更新は不定期ですがどうぞよろしくお願いします!

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは風頭公園です。


風頭公園は、長崎港を眼下に見下ろせる風頭山にあり、ハタ(凧)揚げの名所としても有名です。幕末の志士で、日本の歴史を大きく動かした坂本龍馬縁の地が、風頭公園から寺町あたりまでの一帯となります。

龍馬縁の地を巡るなら、まず、小高い丘の上にある風頭公園に登ってみましょう。

ここから坂道を下りながら、龍馬のぶーつ像、龍馬ら幕末の志士が参拝したことで知られる若宮稲荷神社や、亀山社中資料展示場、寺町までゆっくり散策するのが、佐上邦久のお勧めのコースです。
風頭公園には、高さ4.7メートルもある巨大な坂本龍馬の銅像が立っていて、龍馬ファンの聖地となっています。

龍馬のトレ―ドマークのひとつである西洋風のブーツをはき、腕を組んで長崎港から遥か彼方、おそらく西洋を望んでいます。

凛々しくて、若々しい龍馬像は、これから、大海に漕ぎ出す若者の大きな志が目に浮かぶようです。

公園のそばには、在りし日の龍馬の姿を写真に残した上野彦馬の墓や、長崎のハタ(凧)記念館、何度もテレビドラマ化された有名な「龍馬がゆく」の一部分が書かれた司馬遼太郎文学碑が立っています。


坂の町である長崎は、平成24年に、世界新三大夜景のひとつに選ばれました。

風頭公園からの夜景は、手前にびっしりと立ち並ぶ建物の光のグラデーションが見えて、恋人たちのロマンティックな気分を味わえるデートスポットとなっています。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは長崎原爆資料館です。

佐上邦久が、長崎を訪れる人に是非見て欲しいと思う場所のひとつです。
長崎は原爆の投下を受け、壮絶な被害を受けた歴史を持ちます。

長崎の子供は小さい頃から身近に被爆者や被爆二世の存在があり、学校での平和教育も行われるので、原爆の脅威、平和の大切さを知る機会は多いです。


長崎原爆資料館は、そんな原爆の脅威を訪れた人にリアルに伝える資料館です。

被爆時刻の11時2分で止まったままの柱時計や、原寸大に復元された爆風を受けた浦上天主堂の側壁、原爆投下直後の長崎の街の悲惨な様子の写真など、貴重な資料が展示してあります。

長崎市が原爆投下となった歴史的背景も説明されていたり、メインの展示室は900点を超える写真を見ることができ、被爆の実体を目の当たりにしたことで原爆の脅威と平和のありがたさを知るのです。


地元の小中学校も授業の一環で訪れる機会がある長崎原爆資料館です。

他県から、修学旅行で訪れる生徒の姿も毎日のように見ます。日本人だけでなく、外国人の方も見学に来る人が多いです。


ずっと長崎にいるので、原爆が投下された8月9日の11時2分になれば、自然に黙とうを捧げる習慣があります。

この日は土日でも夏休みの登校日なのです。

原爆の資料館なので、決して明るい雰囲気の楽しい施設ではないのですが、こんな時代だからこそ、改めてこの資料館を訪れる意味があるのではないかと感じています。

佐上邦久です。

やはりここに訪れると昔から気が引き締まりまる思いです。

 

今回語る長崎のおすすめスポットは平和公園です。
平和公園は原爆の犠牲者の霊を慰めるためにつくられた石碑や、平和への願いを込めた平和祈念像がある、世界平和への祈りをこめてつくられた公園で長崎の象徴でもあります。


公園の中の、小さな丘の上に長崎県出身の彫刻家、北村西望の製作した平和祈念像があります。天を指す右手は原爆の脅威を、水平にのばした左手は世界平和を表し、閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っています。

平和への願いが満ちています。


被爆地に育つ子供は、小さい頃から被爆体験者の声を身近に聞き、原爆投下直後の長崎の町の凄惨な様子を知り、核兵器の恐怖、戦争の恐ろしさを知っているのです。

毎年、土日でも登校日となる8月9日の11時2分には自然と黙とうを捧げます。大人になってもその習慣は続いています。


公園のすぐ近くには、原爆の脅威を体感できる長崎原爆資料館があります。900点に及ぶ貴重な原爆の資料の中に、投下時刻の11時2分で止まった柱時計、原爆投下直後の街の写真900点以上などが展示されています。

長崎はエキゾチックで異国情緒があり、賑やかな観光地もたくさんあるところです。

もちろん、そんな長崎も魅力なのですが、平和の大切さ、ありがたさを改めて感じることができる平和公園は、県内外を問わず、もっと多くの人に訪れてほしいと思う場所なのです。


春は満開の桜が平和公園を彩っています。

 

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは稲佐山公園です。

佐上邦久も子供の頃から遊んでいます。
稲佐山公園は、子供の頃は学校の遠足で来ていた思い出もあります。

整備された公園は駐車場が無料で噴水や休憩所もあり、天気のいい休日にはお弁当を持ってくつろぐ家族連れも多くみられる憩いの場所になっています。
稲佐山は標高333メートルあります。稲佐山公園からの昼間の眺めも長崎港や市街地が見下ろせ、遠くは雲仙、五島まで眺められて綺麗なのですが、一番の魅力は夜景です。

2012年には世界新三大夜景に、2015年には、日本新三大夜景に選ばれています。

 

無数の灯りに彩られた長崎の港町の夜景は、観光で訪れる人にも旅の最後に是非立ち寄ってもらいたいと思う、長崎屈指の夜景が満喫できる場所です。

山の上まで家が建ち並ぶ平地の少ない長崎独特の地形は、市街地と海辺から山肌にびっしり建つ住宅の灯りで宝石のようにきらきらします。まるで光の帯のように見えます。

 

長崎港に往来してくる船舶も見え、1000万ドルの夜景と称される絶景を満喫できます。
長崎では、車の免許を取ったらデートで来たい場所と語られるロマンティックなスポットです。
稲佐山山頂まではふもとの淵神社駅からロープウェーが運行しているので、ロープウェーで夜景を眺めながら展望台へ5分程度で到着できます。


長崎出身の福山雅治さんが地元ライブを開催した場所として知られているので、ファンの方がよく訪れています。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは七ツ釜鍾乳洞です。


七ツ釜鍾乳洞は、長崎県西海市西海町にある複数の鍾乳洞が集まった観光スポットです。神秘的な雰囲気があると人気になっています。そして、1936年に国の天然記念物に指定されているのです。また、七ツ釜鍾乳洞において一般公開されているのは、清水洞です。


約3000年前が七ツ釜鍾乳洞が誕生した時期と言われています。海底より地盤が隆起したことによって、形作られたとされています。そして、材質と生成年代が新しいという特徴を持っているため、世界に多くある鍾乳洞の中でもまったく異なる種類という位置づけをされているのです。さらには、いまだなおその全容を確認することができていないというファンタジーにあふれた世界観が展開されています。

そのため、悠久の時のロマンを感じることができます。さらには、年間を通して中の温度が15度前後という性質を持っています。

そのため、夏場は涼を取りに訪れる人が多くいます。

 

鍾乳洞の奥から湧いて出る湧水が澄み切った空間を作り上げているという働きもあります。
佐上邦久は七ツ釜鍾乳洞がお気に入りスポットです。自然の雄大さを目で見て感じることができ、その迫力に圧倒されるからとても魅力を感じます。

そして、長い歴史を経てつくられた造形美を堪能することができ、無条件に敬意を払うほど大きな感動に包まれるのです。たくさんの人に実際に見てほしいと思っています。

 

七ツ釜鍾乳洞↓おすすめです!

http://www.saikaicity.jp/cave/

池島は、軍艦島と同じように炭鉱で栄えた島です。

最盛期は7000人ぐらいの人口だった池島ですが、石炭の需要が少なくなり、2001年の炭鉱閉山後は人口も激減しました。

完全に廃墟の島となった軍艦島と違い、こちらは無人ではありません。

今も200人ぐらいの人が生活をしています。

4階建てのアパートがたくさんあるのですが、わずか15年足らずの間に今はほとんど空き家となっています。

1棟に誰も住んでいないアパートは閉鎖されています。周囲が4キロほどの小さな島は、1時間足らずで1周することができます。


炭鉱の最盛期は1000人を超えた子供たちも現在は数名となりましたが、島には立派に大きな校舎や体育館も2つあるのです。
佐世保からほど近い距離の池島は、要予約ながら、現存する炭鉱の中をトロッコに乗って見学できる日本で唯一のツアーがあり注目を集めています。

佐上邦久も予約して参加しました。最近メディアでも紹介されることが増えました。

坑内で、元石炭マンのガイドもあり、実際に採掘に使われた当時の機械を見たり、日本の近代化に大きく貢献してきた石炭産業の歴史を身近に感じることができます。

足場の悪い中、命がけで暗闇と蒸し暑さで労働された炭鉱マンに頭が下がります。

県外から1泊で訪れる人も増えてきています。

池島は一部を除いて自由に散策できるし、島内に15名程度の受け入れが可能な宿泊施設があります。食堂も1軒あります。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは九十九島パールシーリゾートです。


島の数がそれくらいたくさんあるんだよ、という意味の名前です。

パールシーリゾートの中でも、美しい島々を遊覧船でゆっくりクルージングできる九十九島クルージングが人気です。

海の女王『パールクイーン』は帆船型の遊覧船で、白波を上げながら1周50分ぐらいかけてまわり、綺麗な景色を満喫します。風光明媚な自然の景観を身近に感じることができます。
2009年には、九十九島水族館海きららがオープンしました。

九十九島の玄関口に位置しています。ここのイルカは空中でのキャッチボールができる唯一のイルカとして有名です。

キャッチボールといっても、投げるボールはものすごく速いので見逃さないよう集中です。イルカプールと観客席が近いのでイルカジャンプの迫力を間近に見られます。

水しぶきも盛大です。また、海きららはたくさんのクラゲの展示があり、神秘的で幻想的な雰囲気も味わえます。
パールシーリゾートでは、毎年11月にカキ祭りが開催され、大勢の人で賑わいます。九十九島カキをセルフバーベキューで愉しみます。

少し小ぶりな九十九島カキは甘くて濃厚です。

佐上邦久もカキ祭りを毎回チェックするひとりです。これも九十九島の自然の恵みです。

見る楽しみ、食べる楽しみ、参加する楽しみがあるスポットです。車でも路線バスでも行きやすい、交通アクセスの良さも人気の理由のひとつです。

佐上邦久が、長崎生まれ長崎育ちだからこその長崎のお話をしています。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは東山手洋風住宅群です。


明治20年代後半に建てられた7棟の和洋折衷の洋風住宅は、長崎港を見下ろす斜面に立ち並んでいます。外国人居留地であった東山手地区になります。

旧居留地時代の名残を残す、歴史的価値の高い洋館群です。


現在は写真など貴重な資料の展示をおこなう施設として利用されています。

ドレスや着物のレンタルサービスや、レストランもあるのでレトロな空間を散策するのも人気があります。

建物の外観は洋風ですが、中国風の欄間飾りや瓦屋根、また、西洋風のマントルピースなど和・洋・中の建築様式がミックスされているのが特徴です。
このあたりはまさに坂の街長崎、です。

小さな坂でも急坂がいたるところにあり、石畳の坂道は趣があります。

観光スポットとして知られるオランダ坂ですが、東山手洋風住宅群のそばの坂は最初にオランダ坂と呼ばれたと言われています。

最初というのは、居留地時代に東洋人以外の外国人がみんな、長崎の人からオランダさんと呼ばれていたため、実は外国人居留地の坂を全てオランダ坂と呼んでいたことの名残です。
7棟もの洋館が残る東山手は情緒もあり独特の雰囲気があります。

このあたりだけ景観が変わらないのでタイムスリップして迷い込んだきたような感覚になります。

 

長崎のエキゾチックなイメージは東山手洋風住宅群が影響しているかもしれません。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは出島です。

出島といえば教科書にも登場する長崎でも人気の高い観光名所ですよね。

 

出島がにぎわっていた当時は、ポルトガル人やオランダ人を始めとするいわゆる南蛮人と呼ばれた人たちがたくさん出入りしていました。

彼らが自国の言葉や文化を持ち込むことで、出島は今までの日本では例のない異国文化と日本文化の混じり合う独特なエリアとなったのです。

 

では、現在の出島はどうなっているのでしょうか。
やはり華やかな時代はずっとは続きません。明治時代には港湾工事によって島ではなくなり、その面影は姿を消すことになりました。ところが、歴史的にも文化的にも出島は貴重なエリアであったことから、長崎市による復元事業がすすめられています。

ちょっとしたテーマパークのようになっていて入場料が必要になりますが、建物や街並みなど、当時の暮らしを垣間見れます。
もっと街に溶け込みたい方には、着物体験もあります。

艶やかでモダンな和服姿で出島内を散策すれば、新たな発見があるかもしれません。かくいう佐上邦久も旅行に来た外国人の友人を何度か案内しましたが、着物体験は女性だけでなく男性にもとても喜んでもらえました。
出島はそれほど大きくはないので、旅の予定に空きできたときにもおすすめの観光名所です。出島内にはレストランもあり、洋館の落ち着いた雰囲気の中で食事ができます。

散策の合間のコーヒータイムにも良いですよ。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは眼鏡橋です。


佐上邦久も、この前はじめて行ってみたんだけど、ほんと眼鏡だった。

 

しかもドラえもんののび太がしているようなまん丸眼鏡。そういえば、今大きい丸い形のフレームの眼鏡が流行っているから、まさしくぴったりだね。
もちろん橋が丸い眼鏡の形をしているのではなくて(それでは渡れない!)、橋の足元が半円のアーチになっていて、それが川に移って眼鏡に見えます。

これは、言葉じゃ中々伝わらないので、是非本物を見に行ってほしいな。国の重要文化財にもなっているんだって。


まん丸眼鏡を見るのには、天気と時間も考えてね。暗かったら水面が見えないので、晴れた日を狙うのがおすすめです。
是非カップルで行って、眼鏡の部分から顔を出してほしいです。それを反対側から誰かに写真を撮ってもらう。

絶対いい思い出になるし、忘れられない宝物になると思う。


石でできている橋で、鎖国時代に作られたんだって。大勢の人が協力して、一つ一つ石を積み上げていったんだね。

ふんどし姿で、台車で石を運んでいる姿を想像してしまうのは佐上邦久だけかな。歴史の重みというか人々の力、気持ちを感じるよね。


作った人は、まさかその当時、将来「眼鏡橋」と呼ばれることになるなんて思っても見なかったろうね。

でも、今でも崩れることなく美しい姿で残って、また観光名所として人々に親しまれていることを知ったら、喜ぶこと間違いなしだよね。