11月15日18:30に南保健福祉センターにて、第5ブロックの定例会を開催しました。
21名参加し、見学者や他ブロックからの参加者も有りました。
第一部は「相模原市の徘徊対策について」を介護保険課の課長より説明して頂きました。細かい点まで分りやすく説明して頂きました。

第二部では「徘徊が発生したとき、自分達に何が出来るのか?」をテーマに大野南・東林地域包括支援センター職員と会員達で座談会をしました。
会員より事例を話してもらったり、徘徊した時にどのような対応をしているのか等を話しましたが、その中で思うのは「徘徊を防ぐのは非常に困難」と言う事。
ある事例では家族が徘徊を止めようとして怪我を負ってしまった事例もありました。
また「徘徊を無理に防止しようとすると拘束や虐待につながりかねない」とう事。
防止する事は困難、しかし徘徊すると捜す手立ては乏しいと言うのが実情です。

その中でも上手くいっている事例では、近隣住民が理解してくれており、徘徊すると本人に声掛けしてくれて、連れ戻してくれている事例も有りました。

徘徊をケアマネジャーや介護者が個人で何とかする事は不可能です。
やはり地域で見守る事が理想ですが、地域のネットワーク作りもやはり個人で構築できるものではありません。

今回の定例会で何か当会として出来る事があるのではないか?
地域包括支援センターと協力しながら地域のネットワークを構築できないか?
そんな意識が芽生えた会でした。

相模原市が認知症になっても暮らしやすい地域に、安全に徘徊出来る地域となるように、自分達に何が出来るのか?をこれからも考え続けて行きたいと思います。

第五ブロック代表 糠信