ごみをどのように出していますか? | 相模どうぶつ愛護の会活動ブログ

日々、ごみを減らしたいと思っても、どうしても出るごみ。

ごみを出さずに生活するって難しいですね。そして、ごみを捨てたらこれで終わりではないように思います。

ごみ集積場へのゴミの置き方にも考慮しなければなりません。雨の日は、ゴミ袋の中に雨が入らないようにしたり、カラス対策も考えたりこまごまと気を使います。

ごみの出し方で、良くも悪くも、人間の生活がすべて映し出されてしまっているようです。

 

ごみが臭いのは、生ごみの水分だそうです。一にも二にも「水分を良く切って出す!」可燃ごみの80%がごみの中の水分と言われています。夏は水分の多いスイカやメロンを食されると思いますが、ごみはますます重くなり、水分が雑菌を繁殖させ、ごみ収集車や収集員の作業服にまで臭うことになっているようです。

また、生ごみによるごみ汁以外に、分別されていない飲料系の飲み残しには、花の臭いと勘違いしたスズメバチが襲ってきたり、アリや、毒蛾に刺されたリ、危険な液体に怯えながらの作業だと聞きます。

ビーズクッションもシュレッダー紙類も同様、他のゴミと一緒に大きなゴミ袋に入れてしまうと、圧縮した時パンクし道路に飛び散り、その始末で最悪のようです。一つずつを別の袋に入れ、パンクしないように空気を抜く配慮が必要のようです。その他、道路に取り残されたビーズや紙は風に飛ばされ、川へ流れ込み海の汚染と生物たちの誤飲で犠牲になっています。

 

ごみ汁だけでなく油も含まれることもあるそうですが、水分が多ければ、それだけ高温にしなければならない。そのため、焼却炉へのエネルギーも使います。

各家庭で生ごみを良く絞れば、私たちの税金や二酸化炭素も抑えられると思います。

 

このように、私たちが綺麗な環境で暮らせるのは、ごみ収集員さんのお陰があってこそです。それなのに、一般には、大変な仕事内容が理解されていなことや、見下されていることはとっても悲しいし、怒りを覚えます。