渡月橋を渡って、再び桂川の北岸に達しました。そのまま嵐電・嵐山駅前や天龍寺の門前を通り、やがて左折して、竹林の間を走り、野宮神社方面に向かいました。
天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で、高校日本史Bでは数回にわたり登場する重要史跡です。南北朝時代の1345年に、京都への帰還を願いながら果たせなかった後醍醐天皇の菩提を弔うために、臨済宗僧の夢窓疎石の勧めで、(後醍醐天皇と敵対していた)足利尊氏&足利直義の兄弟が建立した寺院です。京都五山の1位の寺院で、ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」(17社寺)の構成遺産です。
これだけ賑わっているのに、野宮神社を過ぎたあたりから、人影をあまり見かけなくなりました。
[写真は、京都市右京区の天龍寺の門前]
(2022.4.22撮影)