京都2022春 鹿王院 | 三重県の高校教員Nのブログ

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地理歴史・公民科の教諭が、日課のランニングや史跡訪問の様子等をレポート。

 鹿王院は、1380年に足利義満(室町幕府3代将軍)の発願で、春屋妙葩を開山として創建された、臨済宗単立の寺院です。

 山門には、山号「覚雄山」の額が掲げられていました。
 足利義満の筆によるものです。

 1995年3月に出演させて頂いたNHK-BSの「クイズ歴史紀行」では、渡月橋の北詰、臨川寺に続く3つ目のロケ地として、この鹿王院を訪れました。

 臨川寺と同じく、番組収録以来、27年ぶりに訪れました。公開寺院のようでした(受付に誰もいませんでしたが)。ランニングを中断して拝観しようかと思いましたが、当時一緒に出演した同僚(先輩)と再訪したい欲が出て、今回は見送りました。
 次に訪れるのは、何年後になるかなぁ・・。

 ロケでは、この寺院での撮影を終えたのち、ロケバスは使わず、出演者とスタッフで近くの嵐電・鹿王院駅まで徒歩で移動し、そのまま嵐電に乗車して等持院に向かいました。車内の様子を撮影する目的があったことはもちろんですが、その方が移動が機能的だったのかもしれません。スタッフの一部も同乗して移動していたので、「このクイズ問題は、どなたがつくられたのですか?」「問題作成にあたって、どれだけ勉強されたのですか?」等の質問を直接、当事者にぶつけることができました。懐かしい思い出です。当時、番組作成者のバイタリティーに感銘を受けた記憶があります。TV画面には、直接は映らないことですが。

[写真は、京都市右京区の鹿王院]
(2022.4.22撮影)