あいの土山M 初試走 | 三重県の高校教員Nのブログ

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地理歴史・公民科の教諭が、日課のランニングや史跡訪問の様子等をレポート。

 毎年11月初旬に開催される「あいの土山マラソン」(フル&ハーフ)のハーフマラソンのコースを試走しました。以前に、東海道・土山宿の界隈を走りに来た時に、このコースの初めの箇所を走ったことはありましたが、1988年3月に完成したという「青土(おおづち)ダム」など、コースの深部まで足を踏み入れたのは全く初めてでした。

 写真は、ダム湖を過ぎて、鮎河の集落に入る直前の光景です。
 この鮎河橋を越えると、約1.7㎞程を走ってから再びこの橋に戻ってくるのですが、橋を越えて「あぁ、ようやく最深部まで来れた・・。ここは桃源郷だぁ。」と勝手に感慨にふけったのも束の間、すぐに集落内の生活道路のキツめの上り坂に遭遇しました。
 試走したからこその成果です。

 この日は、同じ滋賀県彦根市の桜の満開が発表されて、関西地方の全ての観測地点の桜が満開になったようですが、この鮎河地区の桜は、まだ2~3部咲きのものもありました。土山町中心部の桜はほぼ満開でしたので、同じ土山町でもかなり気候が異なることを体感しました。

 私自身は、この大会に出場したことはありません。

 出場した方の話では、皆さん口を揃えて「記録は狙えないコース」と言っていましたが、それはわかりました。1.3㎞過ぎ、6㎞手前の青土ダムへの到達直前、10㎞手前の鮎河橋を渡ってまもなく等、象徴的な上り坂は過酷でした。ただ、見通しのよい平坦な箇所もそれなりにあるので、確かに記録を狙いに行くコースではないかもしれませんが、走り終えた印象はあまり悪くないです。

 16~18時台に、23㎞走(5分39秒/㎞)。
 事前に、この大会に出走した方のレース動画を視て、予習していたことが高揚感や終盤の粘りにつながりました。たまには日常の練習コースを離れて、未踏地を走ったり、大会出場を疑似体験するなどの”刺激入れ”は必要だと本当に思いました。

[写真は、滋賀県甲賀市土山町鮎河の、あいの土山マラソン「鮎河橋西」地点]
(2022.4.6撮影)