みえ松阪M 11㎞地点 | 三重県の高校教員Nのブログ

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地理歴史・公民科の教諭が、日課のランニングや史跡訪問の様子等をレポート。

 みえ松阪マラソン(2020.12.20)のコースの一部を、4日連続で試走しました。
 今回は、本番コースのうち9㎞地点(「西之庄町」)から24㎞地点過ぎ(「立野町西」交差点)までを走りました。

 松阪城跡、松阪市役所前を通過して、10㎞地点の「本町」交差点を右折し、旧伊勢街道から松阪駅前までの道は、まさに松阪市の中心部といった風情でした。駅前の「鈴」モニュメントをぐるっと回って再び駅前商店街を「日野町」「新町」まで進むコースは、期待を込めて、本番当日は地域の皆さまの応援に彩られて、高揚感の中で走らせてもらえるのではないかと勝手に想像しました。
 ふだんは決して賑やかな商店街ではありませんが、毎年11月3日に開催されている「氏郷まつり」のような雰囲気で迎えてもらえたら楽しいだろうなぁ、などと妄想しました。
 
 写真の11㎞地点は、松阪駅前を折り返してからまもなく、「日野町」交差点の手前にありました。
 この間、ほぼ平坦地を走ることになります。変化に富んだ地域独自の景観と多めの応援により、序盤からハイペースになり過ぎないように気をつけなくては・・、などと感じました。
 (こんなことは、頭ではわかっているのですが・・)

 13㎞地点を過ぎると、程なくして市街地から田園地帯に転じます。
 おそらくですが、本番では沿道応援がだいぶ少なくなってくるものと思われます。

 そのようなことを考えながら、この4日間、コースを試走してきましたが、今回の試走をもって、ほぼ本番コースで未踏地は無くなりました。


 コース全体の印象としては、松阪市の地域色をそれなりに表現した、変化に富んだコースですが、物理的に曲がり角が多く(41か所)、後半の沿道応援が少なくなってきた所でアップダウンに富んだ難所が続くので、相応の覚悟が必要だと思いました。

 地図上で、視覚的にわかったつもりでいても、実際に現地で自らの身体をぶつけてみないと、リアルな苦しみは理解できないと思われます。フルマラソンは、三重県民としてこれまで専ら県外レースに限られていて、本番前日に車でコースをざっと下見して当日に臨んでいましたが、今回はこれだけ下見走ができることを、素直にありがたいと思っています。

 一方で、県外から「みえ松阪マラソン」に参加する選手の皆さまが本番前日に車で下見をする場合は、かなり道に迷いそうです。特に松阪中核工業団地内は迷いそうです。曲がり角が9つありますので。
 とまぁこの4日間で、この大会に関する色々なことを考えました。

 14-17時台に、24㎞走(5分57秒/㎞)。
 前日、前々日に比べて涼しい一日でしたので、給水なしで、一気に走りきりました。
 終盤に少し雨が降りましたが、全く問題ありませんでした。
 走る立場からは、本当に助かる気候でした。

[写真は、三重県松阪市の「みえ松阪マラソン」11㎞地点]
(2020.5.6撮影)