- みなさん、交渉術って聞いたことがありますか?
交渉っていうと、値引き交渉とかがイメージされたりするかと思います。
でも、交渉というのを人と人との利益が異なる中で、答えに到達することという風に考えてみると、その他にも交渉の場は日常に溢れているのかもしれません。
私自身の車の売却に伴い、前に買ってあった本を読み返した(というか、ほぼ初めて読んだ)のですが、もっと早く身につけておきたかった~と思ったので、こちらでご紹介。
本の内容については、あくまで私のフィルターを通していますので、購入は各自のご判断でお願いします。
- 最新ハーバード流 3D交渉術/デービッド・A・ラックス/ジェームズ・K・セベニウス
- ¥2,100
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□本のサマリー
こちらで言っているのは、いわゆるその場その場の交渉術ではなく、交渉の設定も含めた設計こそが重要だということのようです。
つまり、ある決められた局面・プレイヤー・条件をベースに口車でいかにうまく勝つか(or Win Win)ではなく、そもそものプレイヤーの登場是非から設計し、手順も含めて戦略的に動くべきだという意味です。
その中で、相手のニーズを探り、価格以外を含めた最適解に到達することが目的と。
エッセンスとしては、以下のようなものでしょうか。
・交渉に望む自分にとってのゴールを設定する
・相手にとってのゴールを設定する(共に価格面以外を含む)
・登場すべきプレイヤーを整理する(競合のほか、情報収集相手、第三者評価者、相手と親密な人物など)
・交渉手順を整理する
・交渉を行いながら、交渉相手の取引成立時と取引打ち切り時のバランスの強さを分析する
その他、細かい交渉術についても触れられています。
□感想
意外と上記をきっちりやるだけでも相当な労力がかかるので、いつでも使えることではないかもしれないけれど、頭に入れておくことは重要かと思います。
ここぞ、という時には本気で頑張るべきだけれど、そうなると時間はかなりかかることになることも。
私自身、交渉術のちゃんとした書籍を読んだのは初めてなので、大いに学ぶところがありました。
中でもノーディールオプション(取引打ち切り時の代替策)という概念が出てきます。
交渉時にいかに強い、これを持っているかによって、交渉力が大きく変わるようだ。
つまり、たとえ目の前の相手と交渉を打ち切っても私は大丈夫なんだという状況を作り出し、それを相手に分からせることが重要であると。
当たり前といえばそうなんですが、自分自身、強烈に意識するようになりました。
実践はなかなか難しいものですが。
□さらに思ったこと
国や企業は顧客に様々なサービスを提供してくれるけれど、必ず個人と利益が相反する局面はある。
そんなときに、よく考えて行動したい。
情報を集める、知識をつける。
それは必要なことだけれど、それに加えて交渉のスキルを身につけておくことも必要だと思う。
保険や車、家、もしかしたら結婚式、実は大きな損をしていることもあるかもしれません。
あ、あとは比較ってこともとても大切だよね。
それではおやすみなさい。