前回はあえて厳し目のブログにしました。

けれど仕事に対するスタンスは、おそらく業界、会社によって大きく異なるのは間違いない。

そういったこれまでの物差しとのギャップの大きさ故に、より厳しい目で見てしまうということはあるのだろうな。

前職は正に戦場。
高額なフィーに見合う働きが常に求められる立場だったから、限られた時間の中で最大限の力を注ぎ込む必要があった。
複雑な企業の課題に対し、体型的な整理を行い、施策と紐付けながら提案をする。
実現可能な業務やシステム要件に落として行く。物凄いスピードで。
負荷をかけながらの経験は成長スピードはとても早くする。

20代には集中力、努力する力、ストレス耐性、混沌とした中でも前向きに進んだり、知らないことでもインプットしながら進む動力、そして解が分からないながらも方向性を外さない見通しの付け方、人と議論をしながら形作るスキルなどを磨けたことが大きな財産だと感じます。

でも、"ゆるく行く"。
最近はそんな時があってもいいのかもとも思う時がある。
人に迷惑がかからないレベルで力を"逃がして"あげる。
余裕を持つことで、自分の関心の幅を広げて行動してみる。

研ぎ澄まされた突破力ではなく、何かを生み出す力とかを身につけられたらと思う。

仕事は自分自身の成長にとってとても貴重な時間であることには変わりはない。

それでもそれを人に押し付けないユルさ。
緩急をつけたピッチングというイメージだろうか。
余裕をもつ力、勘所を感じる力。
強みを持ちつつも、分をわきまえた謙虚さ。

前のめりになれることが分かったら、あえて息をつくことを心がけてみるのといいかもしれない。


転職して二年。
前職では気づかなかったことがある。
それは無知の知ということの意味だ。

前職の業界では、お客さんに対し基本的には知りませんということはまずなしだ。
ただもし本当に自分の知識が弱いと感じたことであれば、必死でインプットし次に会う時には自分の答えを伝えられるようにはする必要があった。
社内の専門家に聞くも、自ら死ぬ気でインプットするのもよし。
形は問わない。

逆に社内でそういったいわゆる"知ったか"をするのは、かなりの下策だった。

そうはすべきではない。
きちんとした鎧をまとうために、一度裸になるといったイメージだろうか。
もちろん知らないことがいいと言う意味でも、知らなくて当然という態度をとれといっているのではない。

つまらない見栄をはらないということだ。
つまらない見栄は、自身の成長の場を逃す•鈍らせる。
常に短期間でアウトプットが求められるプロジェクトでは、無駄としか言えない。

言うなら社内こそあえて裸でぶつかることで極めて早く成長し、顧客の前ではプロとして戦うと言うところだろうか。

知識そのものの重要さは確かにある。
しかし、知っていることよりそれを知ってどう考えられるかこそが重要だと考える。

知らないなら教えればいい。
もちろん自分で勉強する動力があるのは前提だが、人間有限な時間で多様な興味を持って生きている。
だとすると穴が出るのは逆に当たり前ではないだろうか。

そういうことを考えもせず、知識にすがっていることで終わる人間がいる。

中学•高校の時に感じたレベルだが、驚くことに現職には相当数存在している。
「人が言っているから」「書いてあるから」
そんなことで動けてしまう"頭がここにない人々"。
少数派でないことは知っているが、自分は最もなりたくない姿だ。

知識に頼ろうとする人は、自分の考えを大切にしていないとも言えるかもしれない。

そこで思考停止してしまうことが往々にしてある。

お前はどう思うんだ?というベースのない評論家。
思考の浅さ•軸の無さには辟易する。

でも彼らは"知らない"ことだから、自身のレベルの低さには気づけない。
その場に長らく、もしくは一生停滞するリスクは大きいだろう。

同じ職場にいればその会社の知識が広がる。
知識が広がると考えずにこなせる業務は増える。
より素早くさばけるようになる。
それが"誤解"を生む。
自分は"成長した"と。

でも、誰でも時間をかければ知る範囲が増える•定着するのは当たり前。
それってほんとに自分にとって意味あるのかね?

無知であることが何処かにあるはずだという謙虚さを持たないとその先はない。

だが更なる上よりもその時のプライドと優越感を大切にしたいという思いが買ってしまう人が何と多いことだろうか。

でも本人はそれすら気づけない。

おもろいね!
モノポリー!!

知ってます??
自分は小さい頃にちょこっと。
まぁ、すごろくね…。
…そう思ってた。

30歳越えたおじさんになり、もう一度手にとったら、それはそれは世界が違って見える。
醍醐味は対人と行う交渉なんですね。

知らない方のために説明しますと、まあるいスゴロクの上をサイコロで進みながら、不動産を買い漁る(投資)。
他のプレイヤーが自分の土地に止まればレンタル代を徴収。
より大きなリターンを得るために、ちょこちょこインカムを得ながら、不動産を整備して行く。
家を建てる。ホテルを建てる。
レンタル代増える。増える。

で、その整備ができるのは一定区画を持ってる人だけ!
ここポイントです。
そう。
そんな条件、なかなか揃わない。
でも欲しい。
どうする?
そうです、人と交渉するんです。
自分の手札の中で相手にとって欲しいのは何か?
始めにある程度こちらに有利な条件で提示しよう。
相手の状態は交渉されるのに最適か?
サイコロの目などの流れはどう?

こんなことをまさかゲームで考えるとは…

いやはや社会人の方こそハマるんでは??
仕事上で大なり小なり組織で働いてる人ならまず間違いなく、何かの"交渉"をしてるはず。

売り買いの話ではなく、仕事をフる•フられるでも、人間的なやり取りがきっとあるはず。

そんな頭の体操がゲームで楽しみながらできる。
デジタルにはない、アナログの凄みと深さにただただ驚きです。

そうそう、交渉の側面とは別に'場の流れ'を読むという要素も大切。

自分の戦略がハマった時は喜びもひとしおです。
もちろん喜びはほどほどに。
あなたの友達や家族との関係も大切ですから。

頭のトレーニング好きな人、投資について軽く感じたい人、人とのコミュニケーションを楽しみたい•鍛えたい人はきっと楽しめるかと。

これきっかけでボードゲームにハマりそうf^_^;