佐賀県庁の行政職に占める中途採用職員の割合(15%)が全国一位とのこと。これはとても素晴らしいことだと思います。

 

 中途採用職員の雇用には、大きなメリットがあります。

 

 一つには、UJIターンの方々は、佐賀県(故郷)に何らかの思い入れがあるとともに、佐賀県を終の棲家と考えておられ、定着率が高いこと。

 

 二つ目は、一定期間、民間企業などで経験を積まれ、そこで培った専門知識や経験を県政に還元できること。

 

 二つ目に関しては、佐賀県職員は、有望な若手職員を対象に、国などの行政機関や民間企業で長期間研修を受けさせ、専門知識や経験を向上させる取り組みをしていますが、長期間給与を支払いつつ研修を受けさせるため、県の費用負担も馬鹿になりません。

 

 こうした経費が節約できることにもなります。

 

 三つ目は、他業種の経験者が新たに仲間に加わることで、組織の風通しがよくなり、違った視点で自分の業務を振り返ることもでき、刺激になること。

 

 中途採用職員の割合をさらに増やされることを期待しています。