元旦の北陸地方を不意に襲った「能登半島地震」は、3日現在で73名の死者が確認されており、2016年の「熊本地震」の死者数をはるかに超える惨状となりました。

 

 私ごとですが、かって「東日本大震災」の被災地(気仙沼市)や、「熊本地震」の被災地(西原村)で支援活動をした経験があり、胸が痛くなる思いです。

 

 発生直後から、SNSなどで、神社や駅のホーム、街の大通り、駐車場などで、石灯籠が倒壊し、電光掲示板や標識、駐車車両などが激しく揺れ、軋む映像が公開されており、ほとんどの方々がご覧になられていると思います。

 

 今なお、多くの行方不明者がおられ、現時点での避難者数は約3万3千人。

 これだけ多くの避難者を受け入れられる施設は果たして充足しているのか。また、厳寒の避難所で、体力の弱い高齢者、女性、子供たちが持ちこたえられるのか。不安はつきません。

 

 本日付けの佐賀新聞によりますと、公益社団法人Civic Force(シビックフォース)の佐賀事務所スタッフが、佐賀で備蓄している非常用トイレ(5600回分)等の物資を被災地に届けるとのこと。

 

 また、佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合でも、飲料水などの物資を被災地に送り届ける準備を進められているとのことです。

 

 一日も早く被災者の方々が、地震発生前の平穏な生活を取り戻されるよう、お祈りするばかりです。