香港の小中高校教員の離職急増とは。。。 | chopinのブログ

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2019年の民主化運動から3年以上経った香港の現状はどうなっているのかな?と気になってはいたけど、メディアではあまり取り上げられなくなっているような気がします。まあ、中国の統制下にある香港なので想像がつく、といった所なのかも知れません😣

 

先月の北海道への旅行で、香港から来た観光客に会いました。積丹半島の漁港で、炭火焼きで焼いた獲れたての新鮮なホタテ貝や一夜干しのイカを食べていた私達に話しかけてくれたことから、思いがけない楽しい会話がありました😊

 

話の最後の方で、気になっていた香港の様子を聞いてみましたが、想像していた通り、「不満足だけれど大国相手なので、口を閉じてみんな表向き平穏に暮らしている」でした。現実的にそれしか出来ないですよねー😭

 

下に載せたfukachinaさんのブログには、香港の教職員の間に渦巻く鬱積した感情・思いが書かれています。子供達の成長に大きく関わる仕事に就いている人達の、心の葛藤は計り知れない😢 今までの自分の信条とは異なる、中国から指示されるままの洗脳教育を子供達にしなくてはならないのだから。

 

現在香港では民主化運動は弾圧されてしまう状況ですが、外国に居る香港人達は活動し続けています。最近東京でも在日香港人達によるデモがあったそうです。 残念なケースでは、日本に留学していた女学生がSNSで民主化を発信したところバレて、香港へ帰国した際に中国当局にパスポートを剥奪され、日本への再入国も出来なくなった、なんて言う出来事もあったそうです😱

 

ここで香港の近代史の復習です本  1839-1842年のアヘン戦争後、産業革命でパワーを独り占め状態の大英帝国は香港を植民地にしました。何と、第二次世界大戦中(1941-1945)は、日本がイギリス軍と香港義勇軍を香港から追い出して、香港を軍事占領していたのですね。台湾や朝鮮半島の日本統治は知られてますが、香港も。。。(でも戦時ということで、火の車状態の日本だったから、統治という統治も出来なかったのでは?と想像しますが。。。)  戦後は元通り英国が香港を1997年まで統治。しかし1984年に発表された英・中の共同声明により、1997年に香港主権は英国から中国に返還されて香港は中国の特別行政区に。。。という波乱万丈な歴史を持つ香港でしたー😭

 

若い頃訪れた香港は活気に溢れた商業都市といった感じでしたが、今はどうなっているのだろう??と気になっていましたが、経済面では案外びくともしていないのかもしれません。香港を共産主義に同化させたい中国に抵抗して、香港への旅行客数も大激減かな、と想像してましたが、いやいや膨大な数の人口が中国本土から訪れているので、どうにか経済は回っているという状況なのかも(;'∀')中国

 

香港・中国のコロナ移動制限が解除されたのが今年2023年春。ニューズウィーク誌によると、コロナ以前の2018年の香港への旅行者数は、全体(6,514万人)の8割(5,103万人)が中国本土からの旅行客。日本からの旅行者数は128万人ということですので、その比率は中国人の2.5%という😆、日本だけでなくどの国も太刀打ちできない比率アセアセ 香港は中国本土の人口をバックに、経済的にはそれほど痛い打撃は受けていないのかもしれません。

 

経済面も大切だけれど、それよりも何より、人々に自由がないと始まらない。精神的負担を抱えての暮らしはキツイし、人間的な生活は望めない。息を潜めての暮らしでなく、以前のように自由に言論表現ができて活気のある香港が戻ってきて欲しい!! 北海道の漁港で、一緒に焼きホタテとイカの美味しさに舌鼓を打った、そんな彼女たちに心置きなく笑える日が来ると良いな、と思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡


最後にその時の漁港の写真を数枚シェアさせて頂きますね😅


積丹半島は美国町の港⚓



日本海を前にして、炭火焼きの海鮮を🦞🦑🦪



生干しのイカやホッケ、アジなど。。。



三年ものの肉厚な帆立貝😍



スミマセン、真ん中から食すと言う私達😆 柔らかくこちらも肉厚‼️ 



全て海から出てきたばかり。なので、海🌊が冷蔵庫😁


色々なお国事情がある観光客達、日本の滞在中だけでも楽しんでいって欲しいです❣️