3Dプリントミート(肉)、培養肉。。。恐ろしいですが、今までに聞いたことも無いようなこのような肉が、従来の肉に代わって、これからの主流になっていきそうです。我那覇真子さんと「よしりん」こと吉野先生が食、そして人工肉について話しているYouTube動画がありますので、この記事の下にURLを載せてあります。
我那覇さんは、野菜の場合は農薬や遺伝子組み換え(この表示も近い将来日本では無くなりそうですが ;∀;)の問題があるけれど、3Dプリンターを駆使してのミートや培養肉は。。。これを超える異次元レベルと話しています。因みに3Dプリントミートは少なくても始めに肉の破片は必要で(笑)、「筋肉・血液・脂質」が原材料となっているようです (動画で作られ方が解ります)。培養肉に至っては本体の動物の影も形もなく、急に細胞へ化学技術が導入される、と言った感じです。そして恐ろしいことに、日本はその技術に於いて世界の最先端を行っていると(≧▽≦) そんなところで先端を行かなくても良いんだけど。。。
バラ肉を圧縮固めて、さらに脂肪を上から💉注射器のような機械を使って注入して霜降り肉を作るなんて言う技術は、すでにかなり前から使われてますが(これも効率的に人を騙す手法、利益追求の果てに生まれる詐欺的やり方)、細胞を増殖させることで肉を作り出す、そんな気味悪い時代に入っています。そしてこれは数か国だけの話ではなく、全世界的に、なんですね。3Dプリントミートは既にオランダでレストランで出されているそうですし(オランダの酪農家の人達が、畜産や乳製品生産を縮小されてしまっているのには、どうせ近い将来は培養肉があるから、というのがあるのかもしれません 泣)シンガポールでも2020年には培養ポーク肉のスナックが販売され始め、チキンの培養肉の販売も承認されているそう(@_@) チキンナゲットでも登場しているそうですよ。イスラエルも既に市場に出ている、という。。。
各国の政府は助成金を出すなどして、多くの企業が培養肉開発推進にしのぎを削っている、という状況。まだ培養肉をレストランで提供することは承認されていない国が多いですが、国を挙げてのこのブーム、これから続々と合法になっていくのが目に見えるようです。オランダ・シンガポール・アメリカ・アルゼンチン・スイス・オーストラリア・スペイン・カナダ・イスラエル・イギリス・トルコ。。。など現在開発中の国名が出てましたから、世界の主要国のほとんどが培養肉開発に力を注いでいるんですね
そしてお肉だけでない、培養魚なんてものもあるそうです。遺伝子操作をして、魚のサイズを大きくする、なんていう技術は、随分前にアメリカで開発したのを聞いていました。が、ヒレの無い魚を作る、なんていうこともやっているそう。アメリカ・シンガポール・香港・カナダ・オランダ・ロシア・ドイツなどの名前が挙げられていて、カナダでは寿司用の白身魚を作っているらしいですから、日本が輸入したら、間違いなく日本人の口にも入ることになりますね。今、魚や肉売り場でどこで獲られたのかラベルを見ると、外国産が非常に増えたのが解ります。余程気を付けないと、近い将来私達の食卓に、培養肉・培養魚が乗ってもおかしくない、という事態になるでしょうね。
世界の培養肉開発ブームの今、培養肉に対する各国の反応は❓ 調査結果によると、3~4割の国民が肯定的に受け止めているそうです。(この数字もブーム促進のために上乗せされている可能性もありますが)家畜飼育のための土地が要らない、飼料が要らない、家畜から出る糞尿による環境汚染がない、動物愛護精神のに則っている、今派手に宣伝しているSDGsに適っている、食糧難に打ち勝てる、などなど、良さげに見える点を列挙すると、環境に優しく、素晴らしい食品
と受け取られかねない。ベジタリアンやヴィーガンにとっても、動物肉の代用は願ったり叶ったりに聞こえるけれど、今までの原材料の大豆を加工して肉っぽくしたものとは全く違う代物。細胞を培養して肉を作り上げる、という最先端技術を駆使して作られる食材
になります。
まだ出始めということからか、培養肉はお高いそうです。我那覇さんは3Dプリントミートをオランダのレストランで注文してみた、と動画の中で語っています。まだ自分を人体実験に使いたくなかった、という理由で、食べられなかったそうですが、納得です 自然から遠~くに離れた食を抵抗なく食せる人達は、(そして、近い将来需要が増えれば安くなるはずですから)「一応、食感も味も肉だし、安けりゃいい」
と喜んで受け入れるんでしょうか
動画のスタートは無音なのですが、7分半くらいからトークが始まります。