君津市日本製鉄(株)有毒シアン流出のその後 | chopinのブログ

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6月19日、君津市小糸川を真っ赤に染めた脱硫液、その後の東京湾への有毒シアン流出は、表のニュースにはほとんど出ることなく終始、という感じです。周りではお一人だけ(都内在住)、「ニュースで見た」と話していましたので、一応この事故のすぐ後には地上波で一度だけ流したようです。

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1965年に起きた昭和電工(新潟)の水銀汚染水排出の際も、阿賀野川を真っ赤に染めたそうです。熊本の水俣病に次ぐ、ということで、第2の水俣病と呼ばれているようですが、この時も隠蔽工作がスゴかったらしいので、大企業の体質は今も変わらずですね。原発の時の放射性物質排出と同じように、「ただちに健康には影響がない」で終わってしまう、ということなのだと思います。健康被害があっても、因果関係が認められるのは20~30年後ですしショボーン

 

今回の君津市の日本製鉄の汚染に関して、7月26日時点で会社側と県は「水質調査を継続していて、現在では環境基準を満たしている」との報告をしています。しかし「当面の間、社の南側水路付近には近寄らず、人見橋より下流の水を飲んだり取れた魚を触ったり食べたりしないように」と。これちゃんと千葉TVの地上波で報道してくれているのか、ちゃんと住民達に伝えてくれているのか?そこが気にかかります。このすぐ前のブログで書いたように、千葉在住の親戚は全く知りませんでしたから。

 

前回のブログを書いた後、君津市のお隣の市に在住の方に偶然お会いする機会があり、現状を知ることが出来ました。結局、トヨタと豊田市の関係がそこにあるのを知り、なるほどそういうことで報道規制が掛かっているのだなあ、と。君津市は日本製鉄による経済的恩恵を受けているので、積極的な公表というものがない、ということですえーん

 

時代は転換期に来ていて、政治と宗教の関係も、そしてオリンピックの裏側も暴かれ始めました。今回のシアン汚染の件も、企業利権によって事実が表に出にくい一件ですが、何よりもその地に住む住民達の経済や政治であって欲しい!!と願うばかりです。