報道されないプーチンとロシアという国 | chopinのブログ

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四編に分かれているオリバー・ストーンのプーチン大統領へのインタビュー、Youtube動画で始めの2編、パート1と2を載せますので、是非ご覧ください。

 

インタビューは2015年から2017年にかけて収録されています。今騒がれているロシア・ウクライナ問題より随分前に、プーチンが何を話していたか?とても興味深い内容です。

 

西側のNATOや表に出ない(巨大な武器産業を抱え持つ)闇勢力は、「常に敵を探している」ということを動画の中でプーチン大統領が話しています。「仮想の敵」と表現されてましたが、ジョージアやウクライナへロシアが攻撃という嘘、戦争屋達はいつも陰に隠れて、どこかの二国間をけしかけて対立させている現実。国と国の問題ではなく、相手は一国の国ではない、大きな裏で操っている勢力であるということを知らないと現実を見失います。

 

ロシアの防衛費は、アメリカの10分の一以下。アメリカは一国で、それ以外の国々の防衛費を合わせたよりも多い、と説明しています(正に戦争中毒のアメリカえーん)。グローバライゼイションglobalizationという聞こえの良い宣伝文句で、実はアメリカの一極化を作り出している、とも。ソ連崩壊後に、ロシアは所有している核兵器の情報をすべてオープンにしたこと、旧ソ連圏の国々の債務を全てIMFに返済していたこと、その中にはウクライナの160億ドルも含まれていて、ロシアが肩代わりして返済していたこと。。。などなど初めて知る事実が語られていました。

 

プーチン大統領がアメリカの大統領に、「ロシアもNATOへの加盟を検討課題としている」と伝えたエピソードが語られる場面があります。相手の反応を見たかったというのもあるだろうけれど、プーチン大統領の本心でもあったようにも思うその提案に対し、「大統領は受け入れるような反応だったのに対して、アメリカ代表団がピリピリしていた」とプーチン大統領。敵がいなくなったら、戦争が出来なくなる何としてでもそれは避けたい(≧▽≦)というアメリカ側の本音ですね。

 

NATO加盟国同士は「同盟国」でなければならないのに、実際はアメリカの「属国」となっている、というプーチン大統領の指摘は、日本の政府はどのような顔をしてこの発言を受け取るのか、と思いました。一番の「属国」となっていないことを望みますがショボーン。。。

 

 

プーチン政府になってから、経済政策も順調に機能し、国民の年収は3倍に。年金支給など福祉も改善されている。多額のお金を政府と癒着することで搾取してきた金融機関・大企業に対し、法律を作って、そのような不正が起きないようにしたことも語られています。国の上に立つものは、まずは国民一人一人の幸せを願わないといけないはずで、少なくてもプーチン大統領は、政府と官僚・大企業との癒着だらけ、不正金が年中隠されるどこかの国の首相に比べて、はるかに国民に喜びを与えているのではないか?と感じました。