ワクチンも予防接種も、日本では”今は”任意で個人の決断に任されます。戦後、任意でなく義務とされていた時期があったようですが、接種による副作用、死亡のケースが発生して、そのあと強制的に学校や会社で打つという光景が無くなりました。
毎年、多くの人が予防注射に殺到するインフルエンザは、昔だったら特別な名前は付いていない、敢えて普通の風邪と区別するなら「悪い風邪」であったろうと言われます。 私が10年以上前にインフルに罹った時のことですが、あまりに辛いので初めの3日間は外に出られず、またクリニックに行く途中も寒いし、着いたとしても、免疫が下がっている状態で他からの感染もイヤだし。。。と、発病後4,5日経ってから、取り敢えずインフルかそうでないのかの結果が必要だったので、検査を受けに行きました。テストの結果はインフル陽性でしたが、治りかけで、どちらにしてもあと2日間はゆっくり静養をして身体を全快にしよう、と治療も薬もなく元気を取り戻しました。どんなに体調を崩しても治ってしまうのだから、人間の身体にある治癒力はスゴイな、といつもながら驚き、そして人体がそのように出来ていることに感謝でした。
去年はマスク着用は人がいる所で、戸外では外してよい、と言っていたのに、今では外にいても100%みんなマスクをしています。先日、両親の介護で田舎に戻った知り合いの話ですが、両親の看護や検診で実家に来た医療関係者達は、東京から誰か来た!というので、何と防護服という出で立ちだったそうです。PCR検査は陰性と伝えても、検査時から実家に戻るまでの間に感染リスクがあったかもしれない、という返答だったそう。コロナに対しての過剰反応が、差別意識も生み出します。
最近、また別の友人から、同僚が既往症がないのに突然亡くなった、と聞きました。コロナを恐れて、外出は最低限にしていたそうで、筋力も免疫力も落ちてしまっていたのか? 何より、マスコミ・TVの毎日の報道でコロナに感染する恐怖を感じて生活していたら、精神衛生上、とても危険。本当にまだまだ元気で生きられるはずだったのにと、このようなケースを耳にすると残念でなりません Stay homeの状況で、運動不足になって命が奪われる結果になっても、何の補償もありませんから、たまには外に出て、緑のある場所で新鮮な空気を吸う、身体を動かす、ということは、人間が生きる上で欠かせない行動のはずです。
つい最近では、アストラゼネカ製のワクチンを30歳以下の人達に接種する事は中止、とイギリスの医薬品規制当局が発表しました(4月8日付け) 接種後の血栓が79人に見られ、そのうち19人が死亡したことから、そのような措置が取られたそうですが、30歳以上の人達への接種はそのまま継続だそう。(30歳以上の人達は副作用・死が出てもOKということ?) 初めに書いたように、ワクチンも予防接種も任意、ということは、個人個人の責任において受けるということですね。TVだけの情報だけでなく、今では書籍も出回っていますから、いろいろな角度から検証して、自分の気持ちがしっくりくる、その直感を信じて、一人一人がワクチンを取るか否か
を選択する、ということだと思います。
春さんのブログをリブログさせて頂きますので、是非ご自分の判断の一つの参考になれば、と思います。