京都への旅について、今まで5つのブログに書いてきましたが、もうそろそろ一か月が経ってしまうので、今回で締めようと思います
京都を離れる前夜、突然思い立って電話をした大阪の叔母がかなりな京都フリークという事がわかったので、滞在最後の日、新幹線に四時半頃乗るまでに行けるオススメの観光スポットは
と聞いてみました。

六角堂も良いよー、そこに行ったらエレベーターで上に行ってネ、とか、南禅寺に行くんやったら山門




やって来ました、平安神宮
美しい
明治28年に平安遷都1100年を記念して創建されたそう。こちらは大極殿。


應天門。こちらも完璧な美しさ
蒼龍楼。立派です🏯
叔母オススメの奥の庭、神苑。息を呑むような日本庭園の美しさ✨ 入り口を入ると、約200種の植物にそれぞれ和歌が添えられていて、自然の中に芸術や文化が一体化されているのだと心を打たれました。哲学的であり、宇宙的空間でもあり。。。和歌は平安時代に書かれた伊勢物語、源氏物語、枕草子など5集からのものだそう。

そしてあまり目立たない野花、例えばナズナとかハコベのようなあまり表に出ないでひっそりと咲いてるような植物にも、ちゃんと名札を立ててありました。それぞれの存在を認めて愛おしんでいるようで、人間も同じ、小さく見える存在でもそれぞれに尊い、と教えているかのようでした
10,000坪の広さを誇る庭園は、まさに平安という名前そのもの、平穏、静寂、平和を感じながら巡りました



東山連山の一つの華頂山を背景にした泰平閣という橋殿🌉



何も考えず座って、瞑想したくなる空間
外国人が日本庭園に魅せられ、自宅にそれを造園する人達も少なくないですが、その気持ち解りますね。また、外国の主要な都市には、Japanese Garden
ありますしね。


平安神宮の庭園はまるでこの世の楽園のようで、これ以上必要なものはないと感じたくらい至福の時間を過ごしました💓
桓武天皇が遷都した平安京は794年ですが、平安神宮の敷地に建っていたわけではないようです。1467年の応仁の乱は11年も続いたらしく、平安京は灰に帰してしまったそう。でも当時の平安京を再現してこの地に平安神宮が作られたのですが、当時の8分の5のサイズになっているようなので、如何に元の平安京の規模が大きく立派だったのが想像できます。
応仁の乱と言えば、 「京都の人は、前の戦争は?と聞かれると応仁の乱、って答えるって本当
」 とタクシーの運転手さんに聞きました。運転手さん曰く、「ちょっと違って、前の大火はいつだった? 。。。応仁の乱」だそう。(笑) さすが古の都に住む京都府民。

というわけで、親子3人の珍道中ありの京への旅は、素晴らしいバースデープレゼント🎁でした。思い出深い伏見稲荷の鳥居で撮った写真、洋服の色が朱色と黒で、鳥居の色とシンクロしてました 笑。 また是非戻ってきたい京都です。