外国から「日本の野菜・果物 輸入できません!」 | chopinのブログ

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2日前、NHKTV特集で、東南アジアの国から「日本の野菜・果物いちごぶどうリンゴは、わが国では禁止されている農薬が使われているので、輸入できません」と通達があり、今日本の農業も過渡期と迎えているという現実が報道されていました。


では、どのくらい日本の農薬規制がゆるいのか? 我が国と各国の農薬基準を比べたグラフが次々に現れ。。。色々なお野菜や果物に使用されている農薬状況が外国は✖だけど、日本は〇というグラフがなんと多いことか。。。よく耳にしてはいましたが、ここまでか。。。というjくらい、見事に他国はダメなのに日本はOKのグラフばかり。

 

今まではアジア諸国の富裕層をターゲットに高級な果物として売られていたものが、これからは輸出できなくなります。日本の農家さんが出ていて、この農薬は何十年もわが国では使われていて、「慣れ親しんだものなのに、今更使えないなんて。。。」と嘆いていました。いやいや、その農薬、外国では健康被害があるとして禁止されているのだから、「慣れても」「親しんで」もいけないんですよね??アセアセ

 

とにかく生産性重視、資本主義万歳、で、日本は農薬に関してはとっても寛大?でやってきました。そんな近視眼的な見方でやってきたけど、実は土壌は疲弊し、環境汚染も増大、そして健康被害も

 

何より、日本で作る野菜や果物がどんなに美味しくても、 「危険なものは輸入できない」と言われたら輸出は出来なくなり、業者は潰れますから、自ずとわが国の農業は変わらざるを得ないんですね。いつものように、外からのプレッシャーでウチを変えざるを得ない、というパターンですね。外からの力がないと、ウチからはなかなか変わらないこの国日本です。

 

 

日本人は医薬品にしても、本当に抵抗の少ない国民で、毎日10種類ほどの薬を食事のように取っている人もざらだと思います。薬は取れば必ず付いてくるものがあって、それが副作用ですね。肝臓が解毒・分解をしてくれると言っても、薬や農薬のような化学薬品やまた食品からも化学添加物を取り続けていれば、肝臓も疲弊してしまいますドクロ

 

 

ヨーロッパは農薬の基準がとても厳しいですから、ヨーロッパへの大きな輸出国である中国中国は、なんと今大きな舵を切り、有機農法の市場を拡大しています。日本は中国のものが農薬が怖い、と言っていた時期がありましたが、のほほんとしているうちに先を越されてしまいました。そして、今、ヨーロッパに、野菜・果物を輸出している一番の国は中国になっていました。ヨーロッパが自国の農薬基準をクリアしている、と判断した中国の食品ですね。クリアできていない日本は、輸出できません。

 

 

他の国々が買ってくれない健康被害がありそうな食品を、日本人は毎日常食している、という現実。私たち国民はいくらおとなしい国民性だと言っても怒らないとおかしいのですが、まずは国が守ってくれないなら、自分で情報を得て家族を、周りの人達を守っていく、その覚悟を各自が持つことが何より大切だと感じています。

 

 

アメリカアメリカにいた時、ある程度の教育を持っている人たちは、オーガニックの食品を使っていました。自然食品店も不自由なくあったし、自然食のレストランも簡単に見つけられました。日本に帰ってきて、この国は高い教育があっても、食に関してあまりオーガニックに拘らないことが解りました。安ければいい、ラベルも見て原材料も見ないし、添加物も気にしない人が多いなあ、と。私達消費者が無農薬・無添加食品を購入すればその市場が広がり、価格も求めやすいものになるはずですが。

 

夢も希望もない我が国と感じてしまいますが、一生懸命に無農薬栽培をしている農家の人達もいます。番組最後の方で、鹿児島県でお茶栽培をしている農家が出てきました、これからの新しい農業の形を模索している様子が報道されていました。そこに登場していたのが、IT技術でした。農家の敵である害虫対策に、このIT技術を使っているんですね。これでどこが害虫被害を受けているかを突き止められ、すぐに対処できる!

 

人間の文明が負の遺産をもたらすだけではいけない、このようにより上昇していけるものに使えれば、人類の進歩となりますね。番組では厳しい現実を突きつけられましたが、明るい未来、その兆しも見られました虹